東京都渋谷区の代々木公園で採取した蚊からデングウイルスが検出されたとして、東京都は4日午後2時から、同公園の大部分を閉鎖した。 今後、蚊のウイルスの有無などを引き続き監視し、解除の時期を決める。 都は今月2日、蚊の集まりやすい木陰や茂みなど園内10か所に蚊を採取するための仕掛けを設置し、約300匹の蚊を採取。都健康安全研究センター(新宿区)でウイルスの有無を遺伝子検査した結果、4か所の仕掛けで採取した蚊からウイルスが検出された。 都では、ウイルスを保有した蚊が同公園内の広範囲で確認されたとして、陸上競技場やサッカー場、イベント広場などを除く同公園の大部分を閉鎖することにした。