大阪市消防局は3日、119番通報を受けて出動した救急隊員が70代の男性を「死亡状態」と誤った判断をして病院に搬送しなかったと発表した。男性はその後搬送され緊急手術を受けたが、意識がない状態が続いているという。 同消防局によると、2日午後、大阪市住吉区内の男性の自宅を訪ねた知人が「死んでいるかもしれない。息をしていない」と通報。3分後に到着した住吉消防署の救急隊員が呼吸や脈、体温などを確認したが死亡と判断して警察官に引き継ぎ、現場を離れた。その後警察官が生きていると気づき、再度通報。別の救急隊が最初の通報から1時間20分余り後に搬送した。
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