ブックマーク / synodos.livedoor.biz (9)

  • SYNODOS JOURNAL : 「被災の経験を悲劇にしないために」のブックリスト

    2012/6/209:0 「被災の経験を悲劇にしないために」のブックリスト 青山ブックセンターにて、現在、「復興アリーナ」ブックフェアを開催中です。 お近くに来られた方は、ぜひ足をお運びください。 以下、選者のコメント付きで、推薦図書を掲載いたします。 ■荻上チキ推薦図書 遺体―震災、津波の果てに 著者:石井 光太 販売元:新潮社 (2011-10) 販売元:Amazon.co.jp クチコミを見る 気鋭のノンフィクション作家、石井光太による渾身のルポ。釜石の遺体安置所で遺体管理業務に携わっていた人たちの足取りを振り返り、震災、津波災害の重さを心に刻みつけるもの。災後ルポのベスト作品。この光景から立ち上がろうとしている、その事実をまずは共有したいと思う。 検証 東日大震災の流言・デマ (光文社新書) 著者:荻上 チキ 販売元:光文社 (2011-05-17) 販売元:Amazon.co.

    minbu
    minbu 2012/07/05
  • SYNODOS JOURNAL : 都市部の自動車はもうちょっと不便でもいいのではないか 山口浩

    2011/11/1013:42 都市部の自動車はもうちょっと不便でもいいのではないか 山口浩 タイトルに反して、まずは自転車の話から。というか題は自転車の話でもある。自転車については、少し前に、「シノドスジャーナル」で取り上げたことがある。以下は、いわばその「つづき」にあたるものといってもよい。 「そろそろ自転車についてまじめに考えよう」 http://synodos.livedoor.biz/archives/1803298.html自転車規制強化の動き この記事(何度か言及するので、以下「前の記事」と呼ぶことにする)では、自転車の対歩行者事故のリスクについて取り上げ、歩行者の視点から、そろそろ何かきちんとした対策が必要ではないか、という趣旨の主張をしたわけだが、最近それと整合的な方向性の政策が相次いで打ち出されているようだ。最近報道されたのはこれ。 「自転車は車道」徹底へ 警察庁

    minbu
    minbu 2011/11/12
    前回のも含めて一番現実的な発想だと思うが…。もう少しこのラインでの議論が深まるべきだとは思う。
  • SYNODOS JOURNAL : そろそろ自転車についてもう少しまじめに考えよう 山口浩

    2011/7/3114:7 そろそろ自転車についてもう少しまじめに考えよう 山口浩 探しても原文が見当たらないので記憶違いかもしれないが、いまは亡き伊丹十三が何かので、自転車を「もっとも高貴な乗り物」と評していたのではなかったかと思う。別に高級な、あるいは高価なものという意味ではなく、田舎道を行くふつうの自転車についての話だったような記憶なので、おそらくは自転車なる乗り物自体がもつ簡素な機能美とか、周囲と調和する感じとか、そういったものを指しての評価だったのではないかと想像する。 個人的にも、自転車という乗り物にはそれなりのシンパシーを感じているつもりだが、いまのところ、それを日常の足としては使っていない。理由はいくつかあるが、もっとも大きいのは、現在の日の状況で、いわゆる「サイクリスト」のグループに入ること自体がいまひとつ気乗りしないからだ。 自転車をめぐる問題は以前からあって、改善

    minbu
    minbu 2011/08/03
    自転車の利用形態に差があることに着目した立論、特に日常の足として利用してる人の立場に立った点は非常に良いと思う。が、結論としてはシリアス~と揶揄した方々の提言とあまり変わらないのでは…と思われるのだが
  • SYNODOS JOURNAL : リスク分担の政治に向けて〜日本の背負った人類史的な課題 吉田徹

    2011/4/714:12 リスク分担の政治に向けて〜日の背負った人類史的な課題 吉田徹 東日大震災は、海外でも前代未聞のメディア・カヴァレッジがなされた。それまでの関心事だったエジプト民主化運動のニュースはほとんど扱われなくなってしまったほどだ。 ドイツでは3月末に近年稀にみる規模で、数百万人を動員した反原発デモが行われた。デモ隊が掲げていたプラカードには「チェルノブイリ=フクシマ」とあった。福島原発の事故がつづく最中に行われた、南西部バーデン・ビュルテンベルク州での選挙では、地元の与党CDUが緑の党の躍進を前に大敗北を喫した。これは、日の原発事故によって、与党が進める原発政策への批判が高まった結果だとされている。 これも震災の規模や死者数、さらにシュールリアルで刺激的な映像が垂れ流しつづけられたことを考えれば当然かもしれない。たしかにスマトラ沖やハイチの大震災でも、日人を含め、

  • SYNODOS JOURNAL : 世代間格差は「解雇規制の緩和」では解消されない【完全版】 安藤至大

    2011/2/57:0 世代間格差は「解雇規制の緩和」では解消されない【完全版】 安藤至大 ◇「ソリティア社員」と仕事がない若者◇ 3月末に卒業予定の大学生に関して、昨年12月1日時点での就職内定率が68.8%と低く、過去最低を更新したことが一月中旬に報道されました。 このように若者が仕事をみつけにくい一方で、すでに正社員として働いている年長者は終身雇用により過剰に守られているのではないか、したがって解雇規制の緩和が必要ではないかといった意見が、最近頻繁にみられます。 このような主張における「解雇規制の緩和」が、実際にどのような制度変更を意味するのかは必ずしも明らかではないのですが、暇なのに高給取りの正社員が1人解雇されれば若者が1人以上雇われるだろうという期待が、このような言説を支えているようにも思われます。 そこで稿では、この議論のどこに問題があるのかを指摘し、世代間格差の是正のため

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    minbu 2011/02/07
    解雇規制緩和論者の本格的な反論が望まれるね。解雇規制の合理性と解雇規制緩和によって生み出される雇用機会の存在について分けて考える慎重な論調がいままで無かったので、議論はここから始まると言って良い。
  • SYNODOS JOURNAL : ノーベル賞報道を通じてみえるもの 八代嘉美

    2010/10/217:0 ノーベル賞報道を通じてみえるもの 八代嘉美 ◇ノーベル賞の法則性◇ 10月11日の経済学賞の発表を最後に、今年もノーベル賞シーズンが終了した。ここ数年、ノーベル賞シーズンに入ると「山中教授受賞か」の文字が踊る。世界に先駆けて、人工多能性幹細胞(iPS細胞)を創りだした京都大学・山中伸弥教授のことだ。山中教授の成功は、医学研究に新しい可能性をもたらしたわけであるから、受賞が期待されることは自然な流れであるとはいえる。 今回、山中教授は受賞を逃したが、鈴木章、根岸英一両教授が化学賞を受賞した。二人の先達には心からの賛辞を贈りたいし、慶事であることは間違いない。だが沸き立つ報道を眺めると、日の科学研究がおかれている現状があらわになる。 2008年に物理学賞を受賞した益川敏英教授は事前に受賞を予測していたという。人の著書によれば、ノーベル賞が「古いほうから評価されて

    minbu
    minbu 2010/10/21
    うーん…。関係ないけど、文学賞や経済学賞も自国のこと以外だとあんまり報道されないよね。それが悲しいね。外国文学に疎い私からすれば報道はそういうのを知る機会になるわけだし。
  • SYNODOS Blog : 【メディア批評】あなたは電子書籍にどのような「夢」を抱くか 荻上チキ

    2010/07/2800:01 【メディア批評】あなたは電子書籍にどのような「夢」を抱くか 荻上チキ 米Amazon.comが7月19日に、「電子書籍の販売数がハードカバーの販売数を上回った」と発表した。電子書籍の普及について考えるために、非常に参考になるニュースである。http://synodos.jp/mail-magazine/sample)。そこでは、電子書籍化は望ましいことだが、「出版社が不要になる」といったいくつかの論調は、実態に反し現実的ではない、と指摘した。というのも、電子書籍が「出版事業」である以上、企画や宣伝、その他数多くの実務の面で、著者以外の第三者が担った方が優位なタスクが多くあるからだ。 とはいえ、電子書籍そのものは将来性のある市場であることは間違いない。いまだ「決め手」となるプラットフォームやビジネススキームは登場していないものの、水面下ではあちこちで「新規電

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    minbu 2010/09/29
    電子書籍に関して、特に電子書籍化への障碍について。自炊なるものの延長線上では考えられないぞって話ですね。ただ、みんなどちらかというと既存出版社の対応が遅いことに苛立っている気もする。
  • SYNODOS Blog : ミネラルウォーターと保育園 鈴木亘

    2010/8/230:0 ミネラルウォーターと保育園 鈴木亘 いま、ここに120円のペットボトルのミネラルウォーターがあります。今日もとても暑く、わたしはこのミネラルウォーターを120円で買えることに心から満足をしておりますし、他の人びともやはり満足して買ったに違いありません(そうでない人はそもそも買わないから)。一方、この水を売っている企業も、やはり、利潤を上げて満足しているに違いません(利潤が上がっていなければ、そもそも企業が存続していないから)。これがわれわれの生きている資主義経済、もしくは市場経済というものであり、水の需要者(消費者)と供給者(販売企業)がともに、市場によるこの取引によって利益を上げて、効率的に社会が運営されています。 ところが、ここで与党の政治家達が、「たかが水に120円もの高い価格をつけるとはケシカラン。低所得者にとって120円は高すぎるではないか。水は生活に

    minbu
    minbu 2010/08/25
    どーでもいいが、ミネラルウォーター120円は企業努力といえるのか?w 後、福祉関係の規制は何も料金丈ではないのはバカでも知ってる前提ではないのか? そこネグっていいの? ツイッターのTLでは評判いいが、トンデモだな。
  • SYNODOS Blog : ホメオパシーをめぐって(1) 菊池誠

    2010/8/130:1 ホメオパシーをめぐって(1) 菊池誠 ◇ひとつの事件◇ ホメオパシーをめぐる動きがあわただしくなってきた。きっかけは、山口で起こされたひとつの民事訴訟である。新聞にも大きくとりあげられているのである程度ご存じのかたも多いとは思うが、まずはポイントを簡単にまとめておこう。 ところが、問題の助産院ではビタミンK2シロップの代わりに、ホメオパシーのレメディが与えられ、それにもかかわらず助産師は母子手帳にビタミンK2投与と嘘の記載をした。細かい事実関係は法廷で明らかにされるのを待つとして、新聞報道によると、少なくとも上記二点は間違いなさそうなので、それを前提として話を進めよう。 じつこの事件そのものは、訴訟になるずっと以前からインターネット上では知られていた。「助産院は安全?」というブログがこの件をずっと伝えてきたからだ。訴訟を起こすにあたっても、ブログでこの件に注目した

    minbu
    minbu 2010/08/13
    写真、どう考えても、疑似科学を煽動する側だろw。内容はちゃんとしてるのにw。
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