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ブックマーク / d.hatena.ne.jp/TRiCKFiSH (5)

  • TRiCK FiSH blog. - ネットでの儀礼的無関心の可能性

    以下は、特定の具体的な出来事を指した話ではない。たぶん、今日も全世界で繰り広げられているであろうことだ。 たとえば、ひっそりとネットで日記を書いている人がいる。Aさんとしよう。とくにリンクも張られずに、目立つことなく、だけど、Aさんの日記をひそかに楽しんでいる人もわずかだがいたとする。 ある日、Aさんはあることについての日記を書いた。それを見たある人がAさんの日記にリンクを張った。さらにそれを見つけた人気サイトのBさんが、Aさんのところにリンクを張った。結果、ひっそりと日記を書いていたAさんのサイトへのアクセスが殺到した。 Aさんは、目立ってしまう自分のテキストについて驚き、そして当該のテキストを削除してしまった。結果、そのテキストを誰も見ることができなくなり、その後日記そのものをやめてしまった。 さて、そこでは誰が幸せになったのだろうか──。 繰り返すが、このAさんに具体的なモデルはいな

    mind
    mind 2006/10/28
    ;美人がいて激しく気になっても、ジロジロ見たりはしない。僕らはそういうふうに公共空間内で生活している。 ――{視線と言及。 たしかに、(リアルの)公共空間内においても、事実上のpersonal spaceは公認されている。
  • あのひとの“現実”とわたしの“現実” - TRiCK FiSH blog.

    以下はよくある話だ。とくにモデルはない。 Aさんがいる。Aさんはあることについて独自のことを言っている。それまでの文脈をまったく無視はしないものの、強引に独自の見解を織り交ぜて意見を発している。しかもその声はとても大きいから、多くのひとびとの耳目を集めている。 そんなAさんを見て、生真面目なBさんは納得いかない。だからBさんは反論する。「Aさんは間違っている。これまでは、○○という意見が大勢を占めてきたし、識者も評価してきたのだ。それが定説なのだ。Aさんはケシカラン!」 しかしながら、AさんはそんなBさんの声に耳を傾けようとはしない。もしかしたら、知らないのかもしれない。なにはともあれ、Aさんは自分の意見を信じている。正しいと思っている。それがAさんの信じている“現実”なのだ。 そうこうしているうちに、声の大きいAさんの意見に賛同するひとびとが現れ始めた。その数はどんどん増えていき、Bさん

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    mind 2006/05/20
    事実 > 記事/説 > ブクマ・エントリページ > メタブクマ・メタエントリページ… みたいな。 つまり(事実≠定説/多数説)。絶えざる科学的証明活動が続けられると、結果的に一致することが多い。説なんて、ただの記号列;
  • ある友人の問題発言 - TRiCK FiSH blog.

    今日、ちょっと歳の離れた若い友人(男)とお茶してたんですよ。彼はあんまり目立ってないはてなダイアリーユーザーでもあるひと。 そしたら、彼が昨今のネット状況(つーかはてなまわり)に対して、こういうふうな問題発言したんですよ。 最近はてなのブログって、見てて辛いですね。地方のサブカル学生と、専門バカのキチガイ院生と、歳いった炎上オヤジと、うだつのあがらない三文ライターが、いろんなところで自意識の小競り合いばかりやってるように見えるんですよ。 ホント、痛々しい。 だって! みんなこれは噴き上がった方がいいよー! ちなみに俺の発言じゃないから、俺に噴き上がらないでね。俺は問題提起しているだけだから*1。 ちなみにその意見に対しての俺のコメントは、「あ、そうなん? 俺、そういうブログはあまり見ないから知らないんだけど」ってものでした。ホントに読まないからなんとも言えないんだよね。そこじゃなくて、「う

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    mind 2006/04/08
    ――そうかな。私の周りには、紳士たちしか観えませんが…@@?
  • TRiCK FiSH blog. - 人気ブロガーになるためには

    面白いブログを書いてちょう人気ブロガーになりたいのに、最近スランプで面白いエントリがビタイチ書けません。どうしたら面白いエントリを毎日バンバン書けてちょう人気ブロガーになれますか?他人のブログを読むとか面白いネタが浮かぶまで待つといったブログ論以外で、具体的なソリューションをお願いします。http://q.hatena.ne.jp/1144077840 この質問はネタか釣りかという気もしつつ(一部表現がテラヤマアニさん的だとかも思いつつ)、けっこうそう思っているひとは多いのかもな、と思う。というのも、先日yakalikeでチャットしたときに(id:TRiCKFiSH:20060120:p1)、あるひとが「ブログって人気が出ないと続ける気力がわきませんよ」みたいなことを言っていて、そうなのかぁと思った。 僕なんかはこのブログを始める前は、さるさる日記でコソコソ書いてたんだけど、それは目立ちた

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    mind 2006/04/04
    ――短く解り易く正確に書くなら、馴染みの薄いトピックは扱えない、というクァドレンマ。 ――だったらコメントだけしてれば~?
  • TRiCK FiSH blog. - 映画「製作委員会システム」のメリットとデメリット

    90年代後半以降に元気になった映画製作について、僕はそれほど楽観視はしていない。この時期に映画が面白くなったのはいわゆる「製作委員会システム」に依るところが大きいのだが、逆にこれゆえのリスクもある。 製作委員会システムとは「『○○』(作品名)製作委員会」というもののことで、アニメでは80年代からおこなわれていた方法論らしい(詳しくは知らない)。 これは資金調達のためのスポンサーを多く募ることを目的としたものだ。資金集めのリスクは軽減されるが、多くのスポンサーの顔色をうかがわなければならなくなるというデメリットもある。 たとえば、去年公開された『NANA』では、TBS・東宝・セディックインターナショナル・集英社・トゥループロジェクト・IMJエンタテインメント・MBS・アニプレックスの8社が、「NANA製作委員会」に名を連ねている。TBSとMBS(大阪毎日放送)はTV局、東宝は配給と宣伝、集英

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    mind 2006/03/21
    東宝・広告代理店(博報堂or電通など)・TV局(TBSorフジテレビなど)のどれかが中心となって製作を進める際に、「○○製作委員会」というものが組織される
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