今回、通うことになった「京都大学大学院経営科学専攻(博士後期課程)」について少し説明を。 オリエンテーションでの先生方のお話によれば、最初の構想から4年かかっての設置にだったらしい。これが早いのかどうか、アカデミックな世界のスピードで言えばこれでも早いのかもしれないけれど、いずれにせよ、それだけの準備期間をもって作られたコースである。 これはどこのMBAでも今後起きうる話だと思うが、「教える側の枯渇問題」は大きいように思う。M.S.(修士)と違い、MBAとなると理論的な部分のみならずより、applied research ケーススタディや実学的な部分を学生は求めるだろうから、ずっと学級肌にいた先生方だけでなく、実務家出身者が必要になってくる。しかしながら、欧米と比べて、日本では実務の世界とアカデミックの世界の橋渡しをするような「社会人博士」が圧倒的に少ないと言われる。いわゆる自然科学の世界
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