「太陽の鐘」の模型=東京都千代田区富士見の飯田橋グラン・ブルームで2017年5月9日午後4時4分、山本有紀撮影 眼鏡専門店「JINS」社長が「創造の芽を育てて」 静岡県内のレジャー施設に設置され、1999年の閉鎖後は非公開となった芸術家の故岡本太郎さん作のモニュメント「太陽の鐘」が、所有企業から前橋市に寄贈され、10月にも市中心部の広瀬川河畔に設置されることになった。20年近くの時を経て「幻の作品」が人々の前に現れる。 移設を主導した前橋市のまちづくり支援団体「太陽の会」が9日、東京都内で記者会見を開き発表。田中仁会長=眼鏡専門店「JINS」を全国展開するジンズ社長=は「地域に新しい命を芽吹かせ、創造の芽を育てるような存在になってほしい」と語った。