ウクライナ情勢、一気に切迫 米「48時間以内の退避」警告―米ロ首脳が電話会談 2022年02月13日02時08分 11日、ホワイトハウスで記者会見するサリバン米大統領補佐官(国家安全保障担当)(AFP時事) 【ワシントン時事】ウクライナ情勢が一気に切迫感を増している。バイデン米大統領は10日夜、ホワイトハウスのシチュエーションルーム(作戦司令室)に安全保障担当の側近らを集め、ロシア側の最新の動きを協議。翌11日にサリバン大統領補佐官(国家安全保障担当)がウクライナ在住米国人に「48時間以内の退避」を呼び掛け、12日には米国務省が在ウクライナ米大使館の職員の大半に退避を命じた。ロシアが来週にも軍事攻撃に踏み切るとの観測も浮上し、原油先物相場は急上昇した。 12日には、米仏首脳がそれぞれロシアのプーチン大統領と電話で会談。バイデン氏は土壇場の交渉で、軍事衝突回避に向けた措置を求めたとみられる。