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ブックマーク / blog.kyanny.me (12)

  • スタートアップに向いてる人の特徴 - @kyanny's blog

    会社がスタートアップだった頃に「この人いざってときに頼りになるなぁ…」と思った人たちには、共通する特徴があると思う。 プロフェッショナルだけど、サラリーマンではないのだ。 仕事に対する責任感が人一倍強く、締め切りを守る。そのためならオーバーワークを厭わない。基的に物事を他責にせず、周りがどうだろうが自分の責任として仕事を完遂する。無茶な要求にはきっぱりノーと言うが、現実的な代案を提示して着地させるし、そもそも「無茶」と判断する基準が高すぎるので、並の人ならとっくにサジを投げるような仕事も涼しい顔で片付ける。 それほど自分の仕事を終わらせることにこだわるのに、「仕事だから」を逃げる理由にしない。自分の仕事はここまで、とか、この仕事は他の人・チーム・部署の仕事だろう、とか、残業することになってしまうので、とか、基的にそういう言い訳をしない。また休出しちゃったよ、などと軽口を叩くこともあるが

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  • エンジニア立ち居振舞い: ルーズボールを拾う - @kyanny's blog

    お題「エンジニア立ち居振舞い」 チャットや課題管理システムを使って非同期コミュニケーションをしていると、誰かに向けて発せられたけど誰も応答していない、ルーズボールのようなメッセージができてしまう。こういうのを見かけたら、できるだけ拾うようにしている。 Quipper の Slack には #development という公開チャンネルがある。開発者が開発にまつわる話をする場で、開発者向けの #general チャンネルといった位置づけだ(なお、開発者向けの #random に相当する #slackoverflow というチャンネルもある) #development は公開チャンネルなので、開発者だけでなく、営業・マーケティング・カスタマーサポートなどの部門で働く人たちも参加している。時折、彼らがシステムのことで何か困っていて、開発者の手助けが必要なことがある。そういうとき、誰でも構わないか

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  • 最近思ったこと - @kyanny's blog

    Medium のはくフィード (RSS2.0) は 2015 年にもなって全文配信していなくてマジかよって気持ちにさせられた。また Medium を使いたくない理由が一つ増えた。「ブログと似て非なるもの」はその姿形の変え方が巧妙になってきているので注意深く避けなければならない。インターネットにおける自分の魂を売り渡すことにもなりかねないのだから。 物分りの悪い役人というのはたちが悪い。迂回できないし他の道も無いので、ニュータイプ同士なら見つめ合うだけで分かり合えるような話を延々としなければならない。当方ただの人なのでどのみち無理なんだけど。 プログラミング・プログラムすること、ないしコーディング・コードを書くこと、を「開発する」「実装する」と呼ぶのは内心気持ち悪いと思っていて、でもまだ妥協できる。しかし「製造」という表現は無理だ受け入れがたい。それは量産品に対して使う言葉だ。おれの仕事は、

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  • 最近思ったこと - @kyanny's blog

    ユニットテストの話題読んだ。 テストを書くか書かないかの判断の話 · GitHub フロントエンドに秩序を取り戻す方法 // Speaker Deck 仕事でよくコード書くアプリケーションが五個か六個くらいあって、三個は CoffeeScript と Marionette.js でフロントエンドをほぼ全部書いてるシングルページアプリケーションみたいなやつで、二個はフロントエンド部分と JSON API 部分が一個の Rails アプリケーションのリポジトリ内にそれぞれ同居してて、残りの一個はフロントエンドのみで JSON API は別アプリケーションになってる。 シングルページアプリケーションみたいなやつはユニットテストけっこう頑張って書いてて、フロントエンドのみのやつが 2152 passing (54s) 1 pending 1 failing で、 Rails と同居してるやつが 1

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  • 第二次CTOブームから技術顧問ブームへの流れについての考察 - @kyanny's blog

    エンジニア組織のトップには最も技術力が高い人が立つべき」という価値観にもとづいて、多くのWeb事業会社においてエース格のスターエンジニアがCTOないし類似の肩書と地位と権力を持つポジションに就いたゼロ年代のムーブメントを第一次CTOブームと呼ぶことにしよう それを踏まえてテン年代に入り、「スタートアップのような小さな組織ではそれで問題なかったけど、組織が大きくなり成熟していく過程では、経営者の視点からエンジニア組織をマネジメントできる人がいないと組織力を発揮しきれないのでダメだよね」という価値観を後ろ盾に、そこそこ年齢を重ねて気力体力的に現場の第一線がつらくなったりライフステージの変化によって以前に比べパフォーマンスを発揮できなくなった元エースや、技能ではエースに及ばないがそれ以外の格(社歴など)で勝るシニアな人材などの思惑が重なり、「次のキャリア」としてCTOという役職に再びスポットが

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  • 最近思ったこと - @kyanny's blog

    コードレビューするときに考えること 開発チームもコードベースもプロジェクト規模も大きくなってきたので、もはや実装上の設計の細かい点まで指摘することが難しくなった。個人的な趣味で、自分が直接関わっていないプロジェクトの issues も全部眺めているが、それでも内容を把握しきるのは無理。なので、コードそのものに対する指摘は少なくなり、その代わりに「第三者があとでこのコードを見たとき、意味がわかるだろうか」と考えて、わからなそうだなと思ったらたとえ自分には意図が理解できたとしても「意図がわからないのでコメント書いてくれ」とか指摘するようになった。コードレビューをしているのに、コードレビューをしていない人の気持ちになる、みたいな感じ。ちょっと幽体離脱っぽい。違うかもしれない。 仕事のやり方について考えること 一般に、能力が高い人ほど仕事が増えがちだし、責任感の強い人ほど仕事を抱えてしまいがちだ。

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  • いま、 Quipper ではたらく魅力とは何か - @kyanny's blog

    イベント等で社外の方と会うと、セールストーク気味に「Quipper の魅力」を語ってしまうことがある。そういうときはたいてい、 世界各国でサービスを提供しているグローバル企業であること モダンな開発環境・開発プロセスを採用していること 「教育」という社会的に意義がある事業をやっていること みたいなことを言うのだが、内心「グローバルでモダンな開発で社会的意義のある事業をやってる会社は他にもあるよなぁ」と思わなくもなかった。平凡ではないが、圧倒的でもない。他との差別化には、これだけでは不十分だ。 だが、いまの Quipper には他を凌駕する魅力がある。「世界一への挑戦権」がそれだ。 jp.techcrunch.com TechCrunch の記事にも書いてあるように、 EdTech シーンはビッグプレイヤーが世界中で陣取り合戦をする段階に入っている。特定の分野や地域に特化したサービスは今後も

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  • Quipperで2年働いてわかった、グローバル企業で求められる英語力の現実 - @kyanny's blog

    Quipperに入社して2年経った。 転職するにあたり、最も心配だったのは英語だ。当時は英検もTOEICも受験した経験すらなく、自分の英語力がどの程度のものなのか客観的に知る術がなかった。日常的に英語を使う機会も乏しく、果たして当に外資系企業でやっていけるのか甚だ不安だった。 2年働いてみて、なんとかやってこれたと思うし、今後もやっていけそうだという手応えもある。2年間の振り返りとして、自分が体験した「グローバル企業で求められる英語力の現実」を綴ってみたい。 前提と特有の事情 仕事英語にまつわる話を見聞きするときいつも、「帰国子女とか海外留学とか長期出張・駐在とかの経験がある、とかいう人たち、元々普通に比べて英語力が高かったんだからチートじゃんか」と感じていた。自分はそういう経験が一切ない。Quipperで働き始めるまで外国人と仕事をしたことはないし、海外旅行すら一度しか行ったことがな

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  • 次の5年のロールモデルが見つからない - @kyanny's blog

    自分にできる範囲の努力では「注目されない凡人」から脱却することはできないのだ、ということをようやく渋々認める気になり数ヶ月経ったが、ではこの先自分はどういう風になっていくのか?を考えたとき、ロールモデルと呼べるような存在が見つからず少し困っている。 「カッティングエッジなことをやっていて際立つ存在」を目指したいと思っていたときは前例に事欠かなかったが、平凡だがすごいと思える存在、というのは想像することすらちょっと難しい。自分のいままでの価値観では、すごいと思える部分があったらすでに平凡ではないからだ。 いまさら「スクラムおじさん」みたいな方向性に行くのも気が進まない。そういうことが好きでやりたいと思っているわけではないのに、技能だけで勝負できなくなったから長年の経験みたいなものを活かせるロールに立場を変える、というのは天下りみたいで格好悪く感じ、少なくとも自分はそうなりたくはない。 当面

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  • 「はてなエンジニアブロガー祭り」に登壇します - @kyanny's blog

    僕はかれこれ八年以上前からはてなダイアリーを使い始めました。その後もはてなブックマーク、はてなスター、そしてはてなブログなど、はてなのサービスを使い続けています。 インターネットでの活動において、多くの時間をはてなとともに過ごしてきました。ダイアリーに思いの丈を綴ったりブックマークコメントで他のはてなユーザーさんと繋がったりすることで、ずいぶん救われてもきました。ブログのおかげで転職となる女性と出会い結婚もしました。今年で33歳になりますが、僕の半生ははてな、そしてブログとともにあった、と言っても過言ではありません。 そんなはてなの愛すべきブログサービスである「はてなダイアリー」と「はてなブログ」が今年それぞれ十周年と二周年を迎えました。その記念すべき年に開催される「はてな エンジニアブロガー祭り」というイベントのパネルディスカッションに、光栄にもスピーカーとして参加させていただくこと

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  • ■ - @kyanny's blog

    奥さんの甘え方がひどい。 「はいはいリア充乙」と思ったひとは購読停止をクリッククリック 最近奥さんが過度に甘えてくるのを我慢できずに怒ってしまうことがよくある。帰宅して夕後の時間が特にそうで、さあこれから自由時間だぞと思っておもむろにノート PC を開き、今日はあのライブラリを試してみようか、それともあそこのドキュメントを読んでみようかとやり始めると途端に邪魔をしてくる。 今日は「OAuth 認証の仕組みや実装について疎いので、 Twitter のドキュメントを読みながら理解を深めよう」というテーマで https://dev.twitter.com/pages/auth などを読み始めたら、ものの10分もしないうちにやれお茶を飲みたいだのやれ寒いから羽織る物が欲しいだのと言い出してちょっかいを出してくる。人がそれをできない理由は一切なく、面倒くさいわけですらない。単におれが自分に関心を

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  • 大江戸Ruby会議01に行ってきた - @kyanny's blog

    大江戸Ruby会議01 - Regional RubyKaigiに行ってきた。 Asakusa.rb の皆様、発表者の皆様、ありがとうございました。とても楽しかった。以下、例によって感想をつらつらと。 100.times { Asakusa.rb.meetup! }, @a_matsuda コミュニティとは、みたいな話が聞けたのがよかった。自分が勉強してスキルアップしたい、ではなくて、 RubyRuby を取り巻くもの(もちろん人も)に関心があるひとたちの集まり、という。 Asakusa.rb のような「コミュニティ」にはもともと憧れがあって、いいなーでも家からも職場からも遠いし・・・とか思っていたんだけど、一度行ってみたいと思ったし、それ以上に「じゃあ自分が近場で仲間を集めて何かすればいい」と強く思った。で、懇親会や帰り道で @mori_dev さんと @1syo さんにそれぞれ別

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