昨年夏から亜紀書房のウェブサイト「あき地」で書いていた連載『メメントモリ・ジャーニー』が、同名の本になりました。8/25から書店等で扱っていただいています。 何の本かというと説明がややこしいのですが、旅と死の本です。旅と死の本とは何かというと、こんな具合です。 それでは、「旅と死についてのエッセイ」と聞いた人は、通常はどんな内容を期待するだろうか。わたしがこの本に書いたことは、おもに以下の3つのカテゴリーに大別できる。 1.旅先で心に浮かぶ、人生や故郷、家族や友人への思い 2.西アフリカ・ガーナで自分のためのオーダーメイド棺桶を作りたいと思い立ってから、お金を集めて実際にガーナに行き、棺桶を日本に持って帰ってくるまでのお話 3.東京に住むひとり暮らしの30代勤労女性が古いマンションを購入し、リノベーションを施して住まいを手にいれるまでの記録 これを分かりやすさ度合いで自己採点してみると、