世界最大のオンライン百科事典「ウィキペディア」。その日本語版サイトに登場した新たな「寄付募集バナー」が、SNS上で「サイズ的には過去最大」「邪魔すぎる」などと話題になっている。なかには、「広告を出さない理由がわからん」との声までみられる。 そこでJ-CASTニュースは今回、ウィキペディア日本語版の『管理者』(ページの編集を一時的に止める『保護』など特別な権限を持つユーザー)の一人として約5年活動していた男性に、「ウィキペディアが広告を載せない理由」について聞いた。 「もう広告貼ったほうがいいんじゃないか」 2001年に英語版や日本語版などが開設されたウィキぺディアは、非営利団体のウィキメディア財団が運営するウェブサイト。誰もが自由に記事を執筆できる「自由な編集方針」に基づき、幅広いジャンルの項目を網羅。掲載されている記事の数は、日本語版だけでも100万本を超える。サイト上に広告を掲載せず、
![「ウィキ」の「寄付バナー」がデカすぎ 「広告にしたら?」の声、元管理者にぶつけると...](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/e4b55701c0c86bf1923c1e493b646b2abb73f839/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww.j-cast.com%2Fimages%2Forigin%2F2016%2F09%2Fnews_20160908193848.jpg)