検索されやすい言葉を大量に掲載することでアクセスを誘導し、広告収入を狙う迷惑ブログ(スパムブログ)が急増している。ブログ(日記風サイト)は個人が楽しむだけでなく、商品などの人気を計るツールとしても注目されているが、スパムブログの急増は利用者のブログ離れを引き起こしかねない。そうしたなか、インターネット接続事業者(ISP)などは対策サービスの開発を強化している。 ISPのニフティは3月に、業界初といわれるスパムブログの自動判別技術を開発。スパムブログに利用されやすい単語の利用動向などを分析することでスパムブログを判定する。 同社は、ブログ上で企業の商品がどのように評価されているかを分析する自社の調査サービスに同技術を9月から全面採用し、スパムブログを調査対象から排除することで分析の精度をあげる考えだ。 ウェブサイト分析のデータセクション(東京都目黒区)も7月末、スパムブログの特徴を検知