前回、私が書いた記事「芸能人のみなさん、SNSで安易にがん検診を勧めないでください」は、大きな反響をいただきました。 死亡率を下げるというがん検診の効果には限界があり、「偽陽性」や「過剰診断」などの深刻なデメリットもあります。20代、30代の若い女性は症状がない限り、乳がん検診は受けるべきではありません。75歳を超えるような高齢者もデメリットが大きくなるので、がん検診の受診は慎重に考えるべきです。がん検診には、そのような負の側面もあることを一人でも多くの人に知っていただきたくて、記事を書きました。 しかし、記事についたコメントなどを見ると、「がん検診を受けなかったために、がんを早期で見つけることができず、進行してしまったらどうするんだ」という批判的な書き込みも見受けられました。そのように心配する気持ちもよくわかります。 やはり、がん検診を受けるかどうかは、客観的な数字をもとに判断するべきで
インタビュー アニメ映画大ヒットの陰で実写が伸びない、内容以前の問題 - 『秘密結社鷹の爪』FROGMAN氏が危惧する映画メディアの不在 2016年は邦画において、『君の名は。』や『この世界の片隅に』が"予想を上回る"大ヒットを記録した"アニメ映画の年"だった。この現象を、今年は"アニメ映画が豊作だった年"、"良作に恵まれた年"と解釈することもできるが、アニメ『秘密結社鷹の爪』シリーズを手がけてきたFROGMAN氏は「それだけではない」と指摘する。 2006年にスタートした同シリーズは、放送局をまたぎながらも今年で11年目。劇場版も最新作『鷹の爪8 ~吉田くんのXファイル~』で8作目を数える息の長いコンテンツだ。作品を届けるメディアや情報を収集する手段がどんどん変わっていく中で、一つのシリーズを続けていくことは、きっと並大抵のことではないだろう。 『秘密結社鷹の爪』はなぜここまで続いている
WBC予選4組 2016年9月22日~25日、WBC2017のヨーロッパ予選大会が開催された。 この予選大会に向けて、イスラエル野球連盟はユダヤ系の野球選手に声を掛けまくった。 試合は9月の終盤。 本場アメリカ、メジャーリーグでは、ポストシーズン直前の緊張感高まる時期だ。 そんな時期にチームを離れてイスラエル軍に合流できる選手は、言っては悪いが、重要な試合に呼ばれる可能性が全くない選手だ。 それ以外では、チームをクビになり、スケジュールが空っぽの選手になる。 自然とイスラエル代表は、重要な試合には程遠いレベルの選手と、どこのチームにも属さない孤独な選手の集まりとなった。 予選を勝ち抜く ブラジル、イギリス、パキスタン、イスラエル。 イスラエルの所属する予選4組はこの4か国で行われた。 日本からの移民が野球を広めたため野球が比較的盛んなブラジルはともかく、他の3か国の状況は似たり寄ったりだ。
東京都議会の予算特別委員会が14日開かれ、小池知事は土壌汚染が明らかになった築地市場について、土壌がコンクリートで覆われているなどとして「安全安心だと宣言できる」と述べる一方、同じくコンクリートで覆われた豊洲市場については、安全性は確保されているものの、消費者の信頼は得られておらず安心だとは言えないとする認識を示しました。 都議会は14日、一問一答形式で行われる予算特別委員会が開かれ、豊洲と築地の2つの市場の安全性をめぐって議論が交わされました。 この中で、自民党の崎山知尚議員が、築地市場について土壌汚染が明らかになったことに加え、耐震基準を満たしていない建物があることや、屋外開放型の施設のためネズミやカラスなどの侵入を防ぐことができないこと、それに建物にアスベストが使われていることなど、強度や食品衛生、労働衛生などに多くの課題があると指摘しました。 これに対し、小池知事は施設の老朽化や衛
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