いまさら聞けない「クラウドの基礎」~クラウドファースト時代の常識・非常識~:クラウド時代のアジャイルシステムインテグレーション(1)(1/3 ページ) クラウドの可能性や適用領域を評価する時代は過ぎ去り、クラウド利用を前提に考える「クラウドファースト」時代に突入している。本連載ではクラウドを使ったSIに豊富な知見を持つ、TISのITアーキテクト 松井暢之氏が、クラウド時代のシステムインテグレーションの在り方を基礎から分かりやすく解説する。
クラウドでサービスインしているサーバーのOSやサーバー環境(RDB、Webサーバー、言語・・・)を更新するには、新たにサーバーを準備し更新した環境を作りサーバーを入れ替えるのがダウンタイムが少なく良いですよね。Amazon EC2 には Elastic IP アドレス という機構があり、保持しているIPアドレスに任意の EC2サーバーを割り当てられるので、同一IPでのサーバー入れ替えは簡単です。 しかし、さくらのクラウド にはElastic IP アドレスのような機構は無く、同一IPでのサーバー入れ替えは簡単には出来ませんが、短時間のダウンタイムで入れ替える事が出来る事が分かりました。 方法 さくらのクラウドは、サーバーを作成すると(グロバールな)IPアドレスが付いてきますが、既に使っているサーバーのIPアドレスを再割り当ては出来ません。サーバーを作成する際にストレージ(ディスク、SSD)
昨年2013年7月にIBMが買収したことで最近ちょくちょく耳にするようになったSoftLayer。実際のところどんな感じなの?という方、あるいは、SoftLayerという言葉を初めて耳にしたという方もいらっしゃるかもしれません。今回は、アカウント開設からインスタンス立ち上げまでクリエーションラインのSoftLayerプロジェクトチームで実際に行ってみた結果、その手順と魅力についてお伝えします。 1.拡大し続けるサービス規模と意外な魅力 SoftLayerは、『COOが明かすクラウドサービス「SoftLayer」の全貌』でも語られているように、稼働しているサーバー台数は10万台以上、顧客数は2万1千、そして運用されているウェブサイトのドメイン数は2200万以上で世界最大級と言われ、メジャーなIaaSの一つとなっています。先日発表された情報によると、2014年中に香港をはじめ世界各地15か所に
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く