「政治ネタ」について思うこと ――昨年末、ウーマンラッシュアワーが『THE MANZAI』で社会風刺の入った漫才を演じて話題になっていましたが、日本の芸人がこういうネタをやることについてはどう思われますか? ああいう政治風刺ネタが当たり前の国で育ってきた僕から言わせてもらうと、政治を斬ったりするのも、面白い人がやると面白いんですよ。 1960年代のビートルズとかのミュージシャンは、ロックで反体制を訴えたりしていた。今の時代はコメディアンがその役割を果たしている。そういう人たちがやってくれなかったら誰がやってくれんねん、っていうことで、その理屈は分かるけど、……面白くはない、と僕は思ってまうんですね。 さっき、母国に戻ったらオーストラリアの笑いでは笑えなくなった、といいましたが、やっぱり社会風刺の要素が入ってくると、純粋にネタを楽しみたいのに、やっぱりちょっと邪魔になるんです。風刺が。 あと
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