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ブックマーク / chikirin.hatenablog.com (11)

  • 人生は早めに諦めよう! - Chikirinの日記

    すべての人は、いつか人生を諦めなければなりません。 なぜなら人は皆いつか死ぬからです。その時点では、誰もが人生を諦めることになります。 けれどその前に、「いつ、どのタイミングで、どんな理由で、人生のどの側面を諦めるか」ということは、人によって大きく異なります。 中には“死の間際まで諦めなかった”と言う人もいるでしょう。反対に、非常に早く多くのことを早めに諦めて生きている人もいます。 私は、日は他の国より全体に「諦めるのが遅いのではないか?」と感じています。 そしてそれが不幸の元ではないかと思うのです。希有な才能をもつ人「以外」の大多数の人は、もっと早めにいろいろ諦めた方が、楽に生きられるのでは? ★★★ 「階層」や「階級」のある社会では、小学生くらいの子供でも、異なる階層にいる人たちの生活をみて「自分にはああいう人生は決して手に入らない」と理解します。そしてその時点で一定の職業や生活につ

    人生は早めに諦めよう! - Chikirinの日記
    minougun
    minougun 2019/03/19
    “多くの人は、もっと早めにいろいろ諦めた方が楽に生きられるのではないでしょうか。”
  • 関西人 - Chikirinの日記

    私 “ちきりん” は関西出身です。 既に東京に住んでいる期間の方が長くなりました。 が、DNAは完全に関西人です。 言葉に関西イントネーションがでないので、普通にしている限り気が付く人はいません。 でも仲良くなってから、出身が関西だというと多くの人が納得します。そういう性格みたいです。 初めて大学に入って東京に来た時、男の子の言葉があまりに甘いというか、ちゃらけてて気持ち悪かったです。 重いモノを持っていて「僕が持ってあげるよ」と言われ、背中がゾゾゾとしました。 嬉しいんじゃなくてキモイんです。これが気持ち悪いって、東京の人はわからないでしょう。 でも私は環境適応性が高いので、すぐ慣れました。 その数年後、関西に帰省した時、高校の友人から「おう、べっぴんさんになったやんか。どないしてんねん?(=最近どうしているの?)」と言われ・・・「関西人ってみんなヤクザ?」と感じました。 すんません、出

    関西人 - Chikirinの日記
    minougun
    minougun 2018/05/16
    「ちきりんは、関西が経済的に地盤沈下している最大の理由は、この価値観の排他性だと思っています。」←同感。
  • ちきりん的“大人”の条件 - Chikirinの日記

    “子供な人”が苦手です。 既に”いい大人”といえる年齢に達しているのに、精神的な態度や成熟度という意味で子供っぽい人に会うと、とても疲れます。 そこで今日は、“大人である” というのは具体的にどういうことなのか。 独断と偏見による“大人の定義”を書いてみます。 (1) 不満を感情で表現するか、否か 誰しも不満なこと、気にくわないことはたくさんありますよね。 世の中では自分の思い通りになることより、ならないことの方が圧倒的に多いです。 「お母さんの、大きな愛の傘で守られている」という状況から一歩外に出れば、この世は矛盾と理不尽に満ちあふれています。 そういう時、自分の不満な気持ちをどう表すか。ここに大人と子供の違いが現れます。 子供は、不満を表現する方法として “感情で表現する” という方法しか持っていません。 典型的には、「泣く」「ふてくされる」「すねる」などです。 中学生くらいになると、

    ちきりん的“大人”の条件 - Chikirinの日記
    minougun
    minougun 2018/05/15
  • こっちの格差問題の方が・・・ - Chikirinの日記

    英語教育を小学校から始める」という件に関して、某新聞の読者投稿欄に載っていた意見に呆れました。 曰く「留学生(中学生)を短期間、我が家に迎えたが、英語が全然話せなくても、笑顔で交流できた」 → 「言葉ではなく心の交流が大事なのだ」 → 「だから、小学校からの英語教育は不要だ」 頭痛いな、まったく。 日語がまだ話せない日人の幼児を、親が出かけている間、預かって遊んであげたとしましょう。その子はまだ言葉(=日語)が話せないけど、笑顔で心が通じ合った。そういうことはありますよね。 だとすると、この経験から導ける結論として、「したがって、小学校で日語を教える必要はない」と言うのかしら? わっけわかりません。 ★★★ 小学校からの英語教育の是非に関しては、世の中には賛否両論があり、うるさーいわけですが、いずれにせよ今回の施策は失敗するでしょう。だって、最大の問題は、いつから習うかではなく、

    こっちの格差問題の方が・・・ - Chikirinの日記
    minougun
    minougun 2018/02/12
  • 大学で得た「今、もっとも役立ってること」って何? - Chikirinの日記

    「貧しい家庭の子供は大学進学率が低い。親の貧困教育格差を通して連鎖する!」って主張してる人に、 「で、あなたが大学で学んだことで、今、いちばん役立っていることは何ですか?」って聞くと、 返ってくるのは、「それって授業料の対価として得られたものじゃないですよね?」みたいな答えが多い。 大学時代にスポーツクラブやサークル、NPO などの課外活動で学んだとか、 大学時代にアルバイトで学んだとか、 大学時代に起業して学んだとか、 大学時代に海外を放浪して学んだとか、 大学時代にたくさんを読んで学んだとか、 そんなんばっかりで、 「いやそーじゃなくて、大学に授業料を払うことでしか手に入らないもので、人生でめっちゃ役立ってることは何なんですか?」って聞き直すと、 「えっ? えー、えーっと」みたいになったりする。 別に NPO もスポーツもサークルも放浪も起業もアルバイトも読書も、大学なんか行かなく

    大学で得た「今、もっとも役立ってること」って何? - Chikirinの日記
    minougun
    minougun 2015/01/30
    ほとんどの人たちにとって、会社や家族や恋人が必要なのと同じように、ほとんどの人たちにとっては学校教育は必要なもの。承認欲求や帰属意識が薄い人にとっては不必要なもの。分かり合えるはずもない。
  • 雪の日、中学時代 - Chikirinの日記

    今朝は起きたら窓の外が一面の雪で驚きました。 さて、今日はちきりんの中学校時代について書いておきます。 1年の時は 3組、2年の時が 2組で、3年生が 2組です。各学年 3組だけの中学校だった。 市の中心にある駅前の中学校なんだけど、ちょうど住宅地やスーパーが校外に移転、ドーナツ現象で中心部の人口がどんどん減っているタイミングだった。 そしてその頃の地方の公立中学と言えば・・・いわゆる「荒れた中学校」だったんだよね。 これは当時においては全国的な傾向であると同時に、私が行ってた中学はいわゆる「頬に傷」系の人が多いエリアにあって、同級生の中にも「父親が・・」という子がたくさんいた。 そういう家に生まれた彼らは先生なんて“へ”とも思ってない。 先生が何かを注意すると、立ち上がって(先生の)胸ぐらをつかみ 「なんやぁせんせ、ようじか? わいにもんくつけるやなんてええどきょうしとるな。おやじにゆう

    雪の日、中学時代 - Chikirinの日記
    minougun
    minougun 2013/06/05
  • 4段階の思考スキルレベル - Chikirinの日記

    将棋ソフトに関しておもしろかったのは、先日も書いた「探索」と「局面評価」という思考プロセスです。 1)探索=とりうる選択肢を、自分の選択肢→相手の対応策(選択肢)→自分の選択肢、と深掘りしつつリストアップ 2)局面評価=上記の過程で現れる局面を、どの程度、自分に有利か(不利か)評価する 3)その上で、自分にとって最も有利な局面につながる選択肢を選ぶ 探索とは、下記のような図=探索木=ツリーのイメージです。 (『人間に勝つコンピュータ将棋の作り方』より) この探索と局面評価というステップは、ビジネスや個人生活などあらゆる意思決定の場面で使われてます。 将棋のような完全情報ゲームでないため、より複雑ですが、ビジネスでは、 ・自社が値段を下げる→他社が対抗してくる→自社はどうする?・・・であったり、 ・自社が買収を提案する→第三者が価格を釣り上げる→公正取引委員会がいちゃっもんをつける→自社はど

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    minougun 2013/06/02
  • 性格改造の歴史 - Chikirinの日記

    テレビで「うつ病になりやすい人の特徴」が紹介されていたのですが、それを聞いてたら「まさに自分の性格だなあ・・」と思いました。 まじめで責任感が強い、内省的、心配性でネガティブな方向に考えがち、几帳面、などなど、全部あてはまります。 今のところまだ患ったことはありませんが、その理由のひとつは「すごく気をつけてきたから」だと思っています。 うつ病に関しては、「自分だけは大丈夫と思っている人があぶない」と聞きますが、私の場合は反対で、「自分は気をつけないと、うつ病になるかも」とずっと心配してきました。 だから常に気をつけています。ある意味では予防的な認知療法をやってきた、という感じでしょうか。 その結果として“とりあえず今のところ”ならずに済んでいるんだと思うので、できればこのまま頑張って、一生ならずにすませたいものです。 で、何にどう気をつけているかと言えば、まずはなるべく“モノを考えない性格

    性格改造の歴史 - Chikirinの日記
    minougun
    minougun 2013/04/28
  • 国民審査と一票の格差 - Chikirinの日記

    もうすぐ衆議院選挙ですね。 この日、選挙に行った有権者は、国民審査にも参加することになります。 コレ、非常に重要な制度であるにも関わらず、よく知られていないのでまとめておきます。 Q1.国民審査って何? 最高裁の裁判官について、国民が「罷免するか」 or 「そのまま任務についていてよいか」を審査をする制度です。罷免とはクビみたいなもんです。 Q2.いつ行われるの? 各裁判官が就任直後の衆議院選で行われます。10年在任している人については再度行われます。 なので、毎回 対象となる人数は異なります。 Q3.どのように行われるの? 投票用紙として、国民審査を受ける裁判官の名前が記された票(表)を渡されます。 信任しない場合は、名前の上のボックスに「×」をつけます。信任する場合は何も書かずに投函します。(ここがポイントです) 「○」をふくめ、「× 以外」のどんな記号を書いても、その票は無効票扱いさ

    国民審査と一票の格差 - Chikirinの日記
    minougun
    minougun 2012/12/06
    「こんな態度では、政治家にバカにされて当然でしょう?」同感。
  • 島崎藤村 破戒 - Chikirinの日記

    1962年製作の映画を見ました。しかも描かれている時代は、製作年のずっと前の、戦前のお話。 島崎藤村の映画化した「破戒」っていう映画です。 内容ご存じの方も多いと思います。暗い映像です。テーマも重い。 被差別部落に生まれた主人公がその出自を隠して生きることに耐えられなくなって告白するお話ですね。は大昔に読みました。でもこの映画は、私がその読む前にできています。 教育映画として作られたわけじゃないのに、こんな時代にこういうテーマで直球映画を創るというのは、結構すごいことなんじゃないかと思いました。 客はお金払って映画館にこれを見に行くわけですよね、それって、かなり文化度高くないとできない気がします。 7−8年前かな、被差別部落名のリストを購入した企業があるとかの新聞記事を見ました。 なんだかなあ、という感じです。この前、京都に行ったときに、タクシーの運転手さんが“籍地って好きに変え

    島崎藤村 破戒 - Chikirinの日記
    minougun
    minougun 2012/11/16
    「自分が被差別部落の出身だから大学なんか行っても意味がないから」
  • Twitterについて、理解しておくべきこと - Chikirinの日記

    “顧客への感謝の気持ちを忘れたネット通販企業の経営者”が、“配送会社への感謝を忘れた顧客(しかも女子高生)”を、ツイッター上でいきなり罵倒した事件が話題になってます。 ちきりんもTwitterはすばらしいネットサービスだと思うのだけど、「怖いよね」と思うこともたびたびあります。今日は自戒も兼ねて、「これは忘れないようにしときたい」と思うことをまとめておきます。 1.すべてのツイートは、誰に読まれても不思議ではありません 下記のように思っていたら、それは間違いです。 ・@を付けていない。メンションを飛ばしていないので、人には読まれないだろう ・日語で書いているので、外人は読まないだろう ・自分のフォロアーは20人しかいないので、たくさんの人に読まれることはないだろう ・DMや鍵付きでのツイートが、意図しない人に読まれることは決してありえない 企業(の関係者)が、自社名、自社サービス名&商

    Twitterについて、理解しておくべきこと - Chikirinの日記
    minougun
    minougun 2012/10/23
    「誰かが「ちきりんはアホだ」とつぶやいても、そのつぶやきで、私のことをアホだと思う人は多くありません。」言う人が言えば、アホだと思う人は間違いなく多くなる。自分が信用出来る人とか。
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