Q 四日投票の愛知県知事選は、共産党と民主党が協力すれば勝てたのに、共産党はなぜ協力しなかったの? A 自民党政治を何とか変えてほしいというお気持ちはよくわかりますが、政治の実態をみてぜひ考えていただきたいことがあります。 一つは、地方政治の実態です。全国ほとんどの自治体で自民党、公明党、民主党は、首長が提案する予算などの議案に賛成する「オール与党」です。愛知県でも民主党は二期八年の間、神田県政の与党でした。 私たちは首長選挙では、「オール与党」の陣営に正面から対決し、保守を含めた無党派の人びととの共同でたたかい、勝利をめざすことを基本にしています。今回の愛知県知事選挙でも、日本共産党と「革新県政の会」は、自民・公明・民主の「オール与党」の神田県政に審判を下そうと、県民要求に立脚した政策を決めました。また、その実現の先頭に立つ候補者として阿部精六さんの擁立を決めました。 選挙はほかに、現職