京都アニメーション放火殺人事件で、全身に重いやけどを負った青葉真司容疑者(41)=殺人や現住建造物等放火などの疑いで逮捕状=は、現在も京都市内の病院に入院している。命に危険な状態は脱しているが、勾留に耐えられる状況ではないとみられ、京都府警が年内に逮捕するのは難しい情勢だ。 事件は7月18日午前10時半ごろに発生した。青葉容疑者が京アニ第1スタジオ1階でガソリンをまいて放火したとされ、20~60代の社員計69人が死傷した。 青葉容疑者も重いやけどを負い、京都市内の病院に救急搬送された。重篤な状態に陥ったことから、7月20日、より高度な治療を受けられる大阪府内の病院に転院した。命に危険な状態を脱したとして、11月14日に京都市内の病院に戻った。現在も自力では歩けず、リハビリを続けているという。 逮捕には「勾留に耐えられる」との医師の判断が必要で、勾留時には医療環境面での配慮も求められ、府警が
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