2024年7月7日のブックマーク (3件)

  • ヒトの意識をコンピュータへ移植することはできるか?(渡辺 正峰)

    意識を宿す脳は、すこしばかり手のこんだ電気回路にすぎない。であれば、脳の電気回路としての振る舞いを機械に再現することで、そこにも意識が宿るに違いない。多くの神経科学者はそう考えている。 問題は、ヒトの意識のコンピュータへの移植、いわゆる「意識のアップロード」である。仮にそれがかなえば、ヒトが仮想現実のなかで生き続けることも、アバターをとおして現世に舞い降りることも可能になる。どちらを選択しても、生体要素が一切排除されるため、死が強制されることもない。 はたして意識のアップロードは原理的に可能か? その技術的目処は立っているのか? まずは、その意味合いと存在意義に迫る連載第一弾をお届けしたい。 ご愛読、誠にありがとうございました。 連載(全8回)は、大幅加筆のうえ、再構成し、2024年6月、 『意識の脳科学――「デジタル不老不死」の扉を開く』(講談社現代新書)として刊行されました。 自らを

    ヒトの意識をコンピュータへ移植することはできるか?(渡辺 正峰)
    mircokkun
    mircokkun 2024/07/07
  • 物議醸す映画『先生の白い嘘』、取材記者が明かす監督発言の経緯「ICを入れたかは聞くと決めていた」

    映画『先生の白い嘘』(公開中)に関して、今月4日配信したENCOUNTの三木康一郎監督へのインタビュー記事が大きな反響を呼んでいる。撮影時におけるインティマシー・コーディネーター(性的なシーンを撮影する際、俳優が安心できる撮影の環境作りをサポートする専門家、以下IC)を入れなかった理由を明かした内容などで、配信直後からネット上で大きな物議を呼んだ。翌5日には、製作委員会がICを入れなかった認識の甘さを認める謝罪を含めた声明文を発表。だが、ENCOUNT編集部側には事前連絡は一切なかった。インタビューを担当した平辻哲也記者は、この状況も踏まえ、取材の経緯、記者としての思いをつづった。 映画『先生の白い嘘』(公開中)に関して、今月4日配信したENCOUNTの三木康一郎監督へのインタビュー記事が大きな反響を呼んでいる。撮影時におけるインティマシー・コーディネーター(性的なシーンを撮影する際、俳優

    物議醸す映画『先生の白い嘘』、取材記者が明かす監督発言の経緯「ICを入れたかは聞くと決めていた」
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    mircokkun 2024/07/07
  • 日本人学校バス襲撃 死亡した中国人女性を「美談」として語ることの危うさ

    事件の犠牲となったバス案内係の中国人女性、胡友平さんは中国では英雄扱いされ、日でも美談のように語られている。だが、事件に関するニュースソースは中国側にしかなく、確かめる術はない。美談として語ることで、見えにくくなるものがあるのではないか> 上海に隣接する中国・蘇州で発生した日人学校バス襲撃事件事件の犠牲となったバス案内係の中国人女性、胡友平さんは中国国内では「身を挺して暴漢に立ち向かい母子を救った英雄」として国を挙げて称賛された。 日国内においても、正義感のある善良な中国人の存在に救われる思いを抱いた人も多かったのではないか。反日ムードの根強い中国でも、国籍を越えて分け隔てなく人命を救おうと行動する人がいた。そんな一種の"美談"としても語られた。 だが、私は釈然としない思いを抱えている。 案内係の女性は、当に"己を顧みず身を挺して"亡くなったのだろうか? そんな考えても栓ないよ

    日本人学校バス襲撃 死亡した中国人女性を「美談」として語ることの危うさ
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    mircokkun 2024/07/07