5日午前9時15分ごろ、川崎市川崎区田町1丁目の木造2階建てアパートで、約50メートル南側にある金沢鉄工所から、長さ30センチ、幅10センチ、重さ約40キロの鉄の塊が飛来し、2階南側の窓の下を突き破り、2階の床も突き抜けて落下した。 2階の住人は不在だったが、1階には山本圭矢さん(34)が寝ており、西隣の部屋に母美佐子さん(75)がいたが、二人ともけがはなかった。塊が落ちた場所は、圭矢さんの枕と約1メートルしか離れていなかった。 圭矢さんは「昨年3月からここに住んでいる。ドカンと音がして、目を覚ますと土ぼこりが舞い、テレビが倒れ、テレビ台のガラスが割れて散乱していた。何が起きたのか分からなかった」と話した。