モデルで俳優の栗原類さん(20)が、5月25日放送のNHK『あさイチ』で、発達障害の一つである「注意欠陥障害(ADD)」であることを告白した。アメリカに住んでいた子供のころに診断されたという。栗原さんは、「早期に診断・治療したことで、自分の弱点や、できること・できないことがわかりやすくなった」と述べ、前向きな姿勢を示した。 発達障害は、忘れ物や失くし物が多かったり人の話を一定時間集中して聞けなかったりする症状がある「注意欠陥・多動性障害(ADHD)」、人の気持ちを理解することや習慣・予定の変更が苦手な「自閉症スペクトラム障害(ASD)」、特定の分野の学習だけが極端に苦手な「学習障害(LD)」などの総称。ADDはADHDのうち、多動の少ないものの通称だ。