神戸市の30代の夫婦が、生後3か月の赤ちゃんを含む子ども4人を自宅に残してパチンコなどに出かけて8時間近く放置し、帰宅後に赤ちゃんが死亡した事件で、保護責任者遺棄の疑いで逮捕された夫婦は、児童相談所の担当者などから事件までの2年間に35回にわたって、指導などを受けていたことがわかりました。市は委員会を設置して、詳しい経緯を検証することにしています。 自宅に残されていた赤ちゃんは、夫婦が帰宅した際にすでに意識がなく、その後、死亡が確認されています。 神戸市によりますと、この夫婦については子どもを放置しているといった情報がたびたび寄せられ、事件までの2年間、児童相談所の担当者から合わせて35回にわたって「虐待にあたる可能性がある」などと、指導や注意を繰り返し受けていたことが新たにわかりました。 この際、子どもの栄養失調の症状など、明らかな育児放棄の兆候は見られなかったということです。 このため
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