ハルキウ、ウクライナ、8月5日(AP)― 東部戦線でロシア軍の攻勢が停滞するなか、ウクライナ軍はソビエト時代に開発された多連装ロケット砲で、ロシア軍をウクライナ第2の都市ハルキウから押し返している。 ハルキウ州知事によると、ロシア軍が自国内からハルキウ市をミサイル攻撃し、産業施設が被弾したという。また、ロシア軍がハルキウ州に兵を進めようとしたが、ウクライナ軍に押し戻された。 前線では、ソ連開発の口径122mm多連装ロケット砲「グラート」をベースにした自走式ロケット砲で、ウクライナ軍がロシア軍陣地を攻撃している。 第127領土防衛旅団の司令官は、「ウクライナの戦士たちが、祖国を侵略した悪から、欧州と全世界を守っていることを世界中の人々が理解する必要がある」と述べ、西側からのさらなる重火器の供与を要望した。 (日本語翻訳・編集 アフロ)