酒井順子が(高校まで女子校で)「男は人間だとは思えないというところがある」と言ってて あーなんか分かるな、そういう女性いるなと思った ダメとか差別的だとかは全然思わなくて、 ずっと共学だった男である自分を省みても 女性を同じ生き物とは思えないとこあるよな、って。 でも、よく考えたら、俺は男に対してもそんなに「同じ生き物感」を感じていないというか、 男同士だから分かるよねみたいな前言語的了解事項って 少なくとも俺にはそんなにないというか、 そもそも別の人間って別の生物だよね、と思ってる気がする。 となると、不思議なのは酒井順子をはじめとする(特に女子校育ちの)女性が、 同じ女性を「理解可能な他者」として捉えていることのほうな気がし始めた。 連帯感、共感、生物学的な不都合の共有、なにが根幹かはわからないけれど、 女性って他者をそんなふうに捉えることができるのか。 だから、男同士の群れ=ホモソを