先日ソニーリーダーでとあるラノベを買った。小説熱にやられた私はいつものごとく小説を読もうとし、そこで昔から好きだったファミ通文庫の作品を一つ選んで読み始めたのだが、それと並行して私は、会社の人との話で再びラノベを取り上げてみた。私よりはるかにラノベを読んでいると思われるであろう彼とラノベの話をすることは、自分の無知がバレるような気がして怖かったのだが、実際に話すと、単に彼の知っているラノベを私は知らない一方で、彼も私の知っているラノベを知らないという、互いに読んでいるラノベが違うというだけの話に過ぎなかった。ちなみに彼は電撃や富士見などの有名レーベルを読んでいるが、私はマイナーなゲームやマンガやラノベを読んでいるという呈だった。何となくの話からは何となくの話が発展する。私は次のようなことを聞いてみた。「何時間ぐらいで小説って読み終わります?」。彼の答えは三時間だった。ちなみに私は早くても六