印刷 関連トピックス原子力発電所東京電力 東京電力は26日、来年1月にも福島第一原発2号機の原子炉格納容器の中を内視鏡のカメラで調べる計画を明らかにした。今後の燃料取りだしに向けたデータ集めが目的という。 計画では、来年1月17日ごろから原子炉建屋1階から格納容器の壁に穴を開ける作業を始める。19日に直径8.5ミリの内視鏡を入れて、格納容器の中の様子や水がどれぐらいたまっているか確認するという。内視鏡には温度計をつける。格納容器内の空気の温度のほか、水がたまっていれば水温も測る予定だ。2号機を調べる理由について、東電は「放射線量が低く作業しやすい状態だったため」としている。1、3号機での実施は2号機の様子を確かめてから検討するという。 関連リンク高い線量、壊れた屋根・・・福島原発、事故後初公開(11/12)福島2号機、小規模臨界の可能性 キセノンを検出(11/2)水素濃度が上昇、「爆発