2023年5月13日のブックマーク (2件)

  • クラムボンを笑ったのは誰? - 記憶と記録

    山梨県甲府に旅行に行った際、「くらむぼん」というワイナリーがあることを知りました。 恥ずかしながら、何故くらむぼんと言う名前を付けたのか、そのときは全然分かりませんでした。 くらむぼんのワイン くらむぼんと言えば、擬人化した泡について子供たちが話す物語だと思っていました。 『クラムボンはわらったよ。』 『クラムボンはかぷかぷわらったよ。』 『クラムボンは跳はねてわらったよ。』 『クラムボンはかぷかぷわらったよ。』 宮沢賢治 やまなし (aozora.gr.jp) より 調べてみると、やまなし(山梨)という短編小説の一篇がこのクラムボンのくだりでした。小説全体では子蟹が遊ぶ話で、別の一遍ではこうあります。 『どうだ、やっぱりやまなしだよ、よく熟している、いい匂いだろう。』 『おいしそうだね、お父さん』 『待て待て、もう二日ばかり待つとね、こいつは下へ沈しずんで来る、それからひとりでにおいしい

    クラムボンを笑ったのは誰? - 記憶と記録
  • 今季最後の八朔 - ururundoの雑記帳

    小さな八朔 沢山の小さな八朔が 大きな箱で和歌山から届く。 皮は少しくたびれ気味。 果肉はとても甘い。 今季最後の名残の八朔。 大きな竹籠に盛り テーブルの上に置く。 黄色が 薄暗い昼間の小屋の中で輝く。 平たい器に 袋から出したオレンジ色の実を並べると 果汁が器の底に流れ 八朔が生き物の様だと思う。 一つ二つ 口の中に放り込み 外に出ると 明るい日差しが 私を射る。 しばらくの間 籠の中にいつも八朔があり それが机の上で 灯火のように明るい。

    今季最後の八朔 - ururundoの雑記帳
    misaki-taku
    misaki-taku 2023/05/13
    オブジェのようにいつまでもそこに置いて見ていたいけど、でも食べなくては。食べると満足するけど減っていく。なんだか当たり前のことですが、そんな惜しさを感じる八朔の写真ですね。