ブックマーク / ururundo.hatenablog.com (451)

  • 「13本のパイプ」 イリヤ・エレンブルグ著 - ururundoの雑記帳

    大事にしていたを 少しずつメルカリに出している。 いらないだから手放すのではない。 棚に何十年も並んでいて シミや焼けが出てくるのを見て 誰か読んでくれないだろうか?と 思い始めたからだ。 メルカリに出品して 数年ぶりに購入してもらえた 「13のパイプ」初版。 1957年発刊 何と67年前のだ。 著者はイリヤ・エレンブルグという ソ連の作家。 1891年 ウクライナ・キーウに生まれ 1967年 ロシア・モスクワで亡くなった。 経年劣化で 表紙に焼けやシミのできた 「13のパイプ」。 パイプ収集家が語り手となり コレクションの 13のパイプにまつわるエピソードを 次々と紹介していく話だ。 柔らかく 軽い紙の裁断の不揃いが クラフト感を醸し出し それがいい。 夫が約60年前に買ったは 「ソ連時代のに興味がある」 という学生さんに買われた。 bookoffでは 絶対に買ってく

    「13本のパイプ」 イリヤ・エレンブルグ著 - ururundoの雑記帳
    misaki-taku
    misaki-taku 2024/06/19
    すごい、わたしが生まれた年の本だ!
  • 黒すぐりの実 - ururundoの雑記帳

    黒すぐりの実 去年のいつだったか 黒すぐりの枝をチョキチョキと切った。 葉っぱも 花も 実も寂しいのが気になったから。 そのお陰か 今年は葉の色も美しく ふさふさと波打つような姿になった。 小さな花から 黒い実が沢山付いた。 久しぶりに 両手のひらにいっぱいの実をとった。 木の鉢に入れ テーブルの上に置き完熟を待とう。 そして 白い琺瑯のミルクパンで 砂糖を沢山加えて炊こう。 丁寧にアクを取り 煮詰めて照りが出たら火を止め 熱いうちに 白い陶の蓋物に入れ こんがりと焼き バターを塗ったパンの上に たっぷりと 黒すぐりのジャムを 載せているシーンを思い浮かべる。 窓から朝の光がさし テーブルの上のカップから ミルク紅茶の湯気が ふんわりと立ち上る。 そんな事も。

    黒すぐりの実 - ururundoの雑記帳
    misaki-taku
    misaki-taku 2024/06/19
    この黒スグリをこれから時間をかけてジャムにする計画。その間にも季節は進むのでしょう。豊かなお話ですねぇ。
  • ナデシコの花 - ururundoの雑記帳

    ナデシコ(撫子) 数年前に パラパラと蒔いた アメリカンワイルドフラワーの種。 小さな袋に 数種類の種が入っており 一斉に花が咲くのかと思えば そうではない。 青い花が咲き しばらくするとオレンジ色が咲く。 去年は白のナデシコが咲いた。 「アメリカンワイルドフラワーにナデシコの種・・・?」 そして 昨日 赤とピンクの小さなナデシコが咲いていた。 思わぬ時に 思わぬ9の花。 何か とんでもない事が起こったように 写真まで撮り その後愛でた。

    ナデシコの花 - ururundoの雑記帳
    misaki-taku
    misaki-taku 2024/06/12
    ナデシコは自生した野草としてのカワラナデシコが浮かびます。わたしが2歳から18まで住んでいた神奈川県平塚市の市の花はナデシコで、市内の町名には撫子原もあります。
  • 山羊を見に行く - ururundoの雑記帳

    れん うちから車で15分ほどの所。 私より20歳若い友達と言うか 知人と言うか その人が 小さな山小屋を借りている。 山小屋の周辺の草を 草刈機で刈る代わりに 「山羊を2頭レンタルしたから 見にくる?」 と LINEを貰った。 ケーキを二切れ ラップに包み 軽トラで山道を走った。 白の山羊は草を喰み 黒い山羊は ブルーシートのテントから 私を見ていた。 「黒い山羊は怖がりだから」 私が小屋に入るまで テントから出なかった。 電気カーペットと電気ストーブで暖かい部屋。 育てた綿のふわふわの 沢山のコットンボールが 日当たりのいい窓際に広げてあった。 ちょうど2時間 大いに話した。 しっかり者の彼女は 私に色々と教えてくれ 私は「自分に正直に生きたい」と まるで若者が言う様な事を 恥ずかしげもなく言った。 お昼ご飯に間に合うように 「小屋」に帰った。 150年ほどの年輪の杉の上に エゴの花がパ

    山羊を見に行く - ururundoの雑記帳
    misaki-taku
    misaki-taku 2024/06/09
    自分に正直に生きたい。それはいくつになってもそう思い、百点満点はいつまでも取れないのでしょう。良き交流をお持ちで羨ましい。
  • モミジバキイチゴ ラーメンと冷麺 - ururundoの雑記帳

    モミジバキイチゴ 私の知っている 黄色の果実の木苺は モミジバイチゴだけ。 春の終わりに 白くて長い花びらの花が咲く。 花びらが散り どこに咲いていたのかも忘れていると 今日の様に 突然私の前に姿を現す。 山吹色の艶々とした果実。 以前のように 摘んでべたりはしない。 昨日 京都の夫の友達から 中華の「サカイ」のラーメンと冷麺が届いた。 麺を湯がく手間だけでべられる。 太麺のラーメンスープは濃厚で メンマ 焼き豚 ネギ 海苔がついている。 冷麺はスープに辛子がよく効き 細く切った焼き豚と胡瓜 これにも小さな海苔がついている。 美味しくて嬉しい 贈り物だった。

    モミジバキイチゴ ラーメンと冷麺 - ururundoの雑記帳
    misaki-taku
    misaki-taku 2024/06/09
    キイチゴからのラーメン、いいですね。そうやって季節が進むという感じがするエピソード。
  • 「カザルスへの旅」伊勢英子著 - ururundoの雑記帳

    大して期待もせずに 読み始めたであるのに 最初から面白く 読み進んでいる。 「カザルスへの旅」伊勢英子著。 5月15日のブログ 『見えない蝶をさがして」「チェロの木」』の作者だ。 「日常のこまごまとした事に 押しつぶされそうになっていた私の感性。 一度自分の全ての束縛から放り出してみたかった」と 伊勢英子は カザルスの住んでいた スペインの小さな村プラドへ旅立った。 カザルスは フランコ独裁政権下で故国スペインを去り 一才の権力に背を向け 永遠の亡命者を決意した。 私が説明するまでもなく 余りにも偉大なチェリストだ。 3歳からチェロを弾いている 絵作家の伊勢英子は なぜカザルスの地に行ったのか。 それは読み進めば 分かるだろう。 文章の上手さ 美しさ 生きる事への情熱。 日常の束縛から解き放たれたいと思い それをすぐに行動に起こす決断とバイタリティ。 旅をする伊勢英子の心の中は 彼女の

    「カザルスへの旅」伊勢英子著 - ururundoの雑記帳
    misaki-taku
    misaki-taku 2024/06/09
    知らない本で、知らない著者です。何かの機会に読んでみようかな。
  • 花の香り 梅の実の香り - ururundoの雑記帳

    コアジサイ 淡いブルーのコアジサイと 白いウツギの花は 同時に群れて咲く。 濃密な香りは むせるようだ。 山の中 道路の脇 毎年 自分たちの領域を広げていく。 上に螺旋を描いて飛ぶ鳶は その香りに酔ったように 大空を舞う。 いつものように 可愛い声で鳴く事もなく ゆっくりと 風に乗っている。 数日前に 淡い緑の南高梅を少し買った。 白の琺瑯鍋で漬けられるだけの量。 毎年 一年分の梅を漬ける。 実を「小屋」の中で熟れさす。 熟れるにつれて 甘い香りが漂う。 オレンジと赤い色になると すももの様に齧ってみたいなあと思う。

    花の香り 梅の実の香り - ururundoの雑記帳
    misaki-taku
    misaki-taku 2024/06/09
    コアジサイ、見た記憶がないです、装飾花があるガクアジサイとはだいぶ違いますね。今年は南高梅不作で高値のようですね。
  • 植木鉢の草たち - ururundoの雑記帳

    数年前 茶色の大きなすり鉢の底に穴をあけ 土を入れ 植木鉢とした。 そこに何の花が植っていたのか 思い出せない。 今年の雪が消え 春になり 初夏が来た。 すり鉢の植木鉢には 何種類もの草が 箱庭の原っぱのように 姿を現した。 ジギタリスの芽 黄色い花の草 薄水色の花 マムシ草のような草 名前の知らない草 等々。 好きな所に 好きなように咲いている。

    植木鉢の草たち - ururundoの雑記帳
    misaki-taku
    misaki-taku 2024/05/31
    好きなところに好きなように、でも植物同士の領土争いもあるのかもしれません。強き植物たち。
  • 28日 豪雨強風 - ururundoの雑記帳

    今日28日 豪雨と強風。 風で初夏の緑の木の枝が 大きく撓んで揺れた。 雨は 時には霰かと思うほどの音で ある時は 止んだのかなと思うほどの静かさで降った。 雨は 屋根から滴り落ち 下に置いた 大きなポリバケツに溜まる。 晴れが続いた日の 植物にやる水に使う。 今日も バケツに雨はすぐに溜まり 水の表面が 激しく揺れた。 咲き始めたジギタリスの花 葉っぱに 雨の雫がたっぷりと留まり 落ち続けた。 たっぷりと水を吸った 生き生きとした濃い緑。 川の水は黄土色に変わり早い流れで でも 心配をするほどではない。 29日は お天気になるとニュースで言った。 久しぶりの青空と キラキラ光る木漏れ日が 美しいはずだ。

    28日 豪雨強風 - ururundoの雑記帳
    misaki-taku
    misaki-taku 2024/05/31
    植物はすごい、強風でも豪雨でも、倒れそうになりながらそこからさらにすくっと立ち上がりますね。今年も梅雨には線状降水帯の豪雨が降るのでしょうか。
  • 佐伯祐三 「アルルの跳ね橋」 - ururundoの雑記帳

    佐伯祐三 1924年 アルルの跳ね橋 友達が ゴッホの描いたアルルの跳ね橋に行ってきた と 話してくれた。 そのツアーの数人以外に 観光客はおらず 橋の近くに 「ゴッホの跳ね橋」の 案内板が立っていたと。 佐伯祐三との米子は 1924年にアルルに行き 跳ね橋に出会い 心踊るように その橋を描いたと 米子のエッセイに書かれていたのを思い出した。 1978年 京都国立近代美術館 没後50年記念 佐伯祐三記念展があった。 私はそこで その展覧会の図録を買った。 経年劣化で表紙が色褪せた その図録を 久しぶりにページをめくると 鉛筆で描かれた アルルの跳ね橋が在った。 モノクロの写真だが そのスケッチは空は青く 草は淡い緑に塗られていたのだろう。

    佐伯祐三 「アルルの跳ね橋」 - ururundoの雑記帳
    misaki-taku
    misaki-taku 2024/05/31
    時空を超えて記憶が繋がり新しい物語が続きましたね。むかし観た展示の図録は取っておくべきものですね。わたしは同じく1978年頃に観たメキシコの画家のタマヨ展図録などまだ取ってあります。
  • 薔薇 「グリーンアイス」 - ururundoの雑記帳

    薔薇 グリーンアイス 苗ポットに植っていたのは なんとも珍しい花びらのバラだった。 「あげるから どこかに植えたらいい」と貰ってきた。 名前はグリーンアイス。 植木鉢に植え替える時に 小さな棘に 指をチクチクと刺された。 小さな蕾が次々と開いた。 花の真ん中に 緑の葉っぱのようなものが出て それが 蕊なのか 葉なのかは分からない。 初めて見た 鹿子模様の白にピンクの薔薇は 果たして 私の元で元気に育つのだろうか。 夜露や雨を浴び 小鳥たちの声を聴き 木洩れ陽を見上げながら グリーンアイスよ 大きくになれ。

    薔薇 「グリーンアイス」 - ururundoの雑記帳
    misaki-taku
    misaki-taku 2024/05/25
    薔薇園でこれでもか!とたくさんの華麗で大きな薔薇を見てきましたが、この小さな一輪の薔薇の写真から、薔薇園では感じなかった、ささやかな優しさが伝わります。
  • 梅の実を拾う - ururundoの雑記帳

    今は廃屋となってしまった 築何百年の家の庭。 そこには 桜 梅 柿 紅葉 山椒 馬酔木等々 大きな幹になり それぞれの木々が実をつける。 その廃屋のそばの 黒いアスファルトの道路に まるで どんぐりが撒かれたように 小粒の梅が落ちていた。 淡い緑の 銀杏くらいの大きさや どんぐりくらいの大きさの 梅の実を拾って持ち帰った。 余りにも美しく 可愛い形だったから。 手のひらに載った青い小さな実は 一人前に甘い香りを 微かに放つ。 杉の大木の年輪の上に 置いてみる。 梅より先に落ちていたのは エゴか クロモジの実なのか? 共に並べて 写真を撮る。 梅の実の赤い色が 少女のようだ。

    梅の実を拾う - ururundoの雑記帳
    misaki-taku
    misaki-taku 2024/05/25
    梅の青い実が鈴なりに生っている木に気付くことありますが、大抵は葉と同色ゆえに気付かないで通り過ぎています。紅い色は頬を染めているようで可愛らしい。人が去っても植物は元気ですね。いい話。
  • 葉桜 ペパーミント - ururundoの雑記帳

    数日 良いお天気が続いている。 強い南風が その気持ちよさに邪魔をする。 シャワーよりも小さな雨粒が 顔にかかるのは 葉桜となった桜の 柔らかな葉の上に見える 軽やかに流れる 白い雲から届くのか? もらったダリアの芋を5個 土に植えたのは二週間ほど前。 狭い花壇の様な所に 良い加減に植えたら芽が出た。 果たして 花が咲くまで辿り着けるだろうか。 ジギタリスの種が風で飛んだのか 小さな芽があちこちに出ている。 来年に花を咲かせると嬉しい。 と書くと 園芸好きに思われそうだ。 「小屋」の周り 花壇の中 ミントが元気に背丈を伸ばし 濃い緑の葉っぱが 質素な小屋の いい彩りとなっている。 私は毎日 その葉っぱや茎を摘み 大きめのガラスのコップに挿し サラダに お茶に 料理にと使う。 そのせいか 繁殖力の強いミントだが 今の所 ちょうどいい力関係で 折り合いをつけている。

    葉桜 ペパーミント - ururundoの雑記帳
    misaki-taku
    misaki-taku 2024/05/20
    ちょうどいい力関係のミントという表現に自然の強さを感じます。すぐにミントが勝ちそうな……。ミントティーは好きです。ファミレスのフリードリンクでもミントやかもみーるをよく選びます。
  • ツタンカーメンの豆 筍 - ururundoの雑記帳

    ツタンカーメンの豆ご飯 筍酢味噌辛子和え 初夏 旬の材の到来。 夫の兄の家庭菜園で採れた「ツタンカーメンの豆」 隣の集落のHさんの竹林で採れた筍4。 ツタンカーメンの豆は 炊き上がったときは普通の豆ご飯。 保温にして時間が経つと赤飯になる。 今日(19日)は 小雨の1日で肌寒く 朝から ストーブで薪を燃やし続けた。 筍は ストーブの上に載せた大鍋に 糠を入れたたっぷりの湯で じっくりと湯がいた。 まず今日の筍の一品。 自生している山椒の葉 味噌 砂糖 辛子 酢。 すり鉢でゴリゴリと擦り 厚い目に切った 筍の柔らかい部分を さっくりと和えた。 はんなりとした桜色の豆ご飯 感も嬉しい筍の酢味噌和え。 菜の花色のほうれん草のオムレツと かぼちゃ ちくわ わかめの味噌汁の晩御飯。 指先に残る 筍の皮を剥いた時の香りも嬉しい。

    ツタンカーメンの豆 筍 - ururundoの雑記帳
    misaki-taku
    misaki-taku 2024/05/20
    山椒を添えた筍の酢味噌、美味しそう。食べ物から季節を楽しむことって、四季のある日本らしさでもあるのでしょう。そこからまたいろんな思いが膨らみます。
  • アジュガの花 - ururundoの雑記帳

    アジュガ 京都から 引っ越しの時に持って来た薔薇は あんなに蕾をつけていたのに こちらでは 貧相な風采になってしまい ヒョロヒョロとやっと立っている。 勿論 最近は蕾をつけた事はない。 なんとか 手入れをしないと と思いつつ 10数年が過ぎた。 ブルーベリーも同じだ。 息も絶え絶えに 成長もせずに頑張っている。 増え過ぎて困ると言われている木苺類。 うちでは育たなかった。 かと思えば 植えた栃の実から芽が出て あっという間に 今は2メートルを超える木になった。 細い木だが 一人前の大きな葉っぱを 空に向かって広げている。 ジギタリスも 自生の百合も 毎年 少しずつ増えている。 肥料もやらない。 でも 育つものは育つ。 同じように陽の光を浴びているのに。 問題は土との相性かもしれないと 最近思うようになった。 狭い地面に 色々な草木が植っている。 放っておいても元気なもの 心配しながら 目を

    アジュガの花 - ururundoの雑記帳
    misaki-taku
    misaki-taku 2024/05/12
    人を主語で考えると厳しい冬の寒さに耐えられるものだけが生き残る、と言った勝手な表現になりそうですが、植物主語だと、土や気候との相性の良し悪しってこと。相性の良い花や木が、伸び伸び育つのは良いこと。
  • 映画「悪は存在しない」 監督:濱口竜介 - ururundoの雑記帳

    4日土曜日 京都シネマまで 映画を観に行った。 山から下り 京都まで映画館に行くのは 京都に住んでいた頃のように 買い物のついでに というわけにはいかない。 だから 一年に2〜3回ほどの映画鑑賞となる。 「悪は存在しない」 監督は濱口竜介。 なんの前知識もなく ミニシアターの 通路側後部シートに座る。 『長野県水挽町。代々そこで暮らす男と小学生の娘。 その暮らしは 水を汲み、薪を割るといった 自然に囲まれた慎ましいもの。 ある日 近くにグランピング場を作る 計画が持ち上がる。 それは環境や水源を汚しかねない ずさんな計画で・・・』 と チラシに書かれている。 筋書きだけだと 開発業者と地元民の対立だが 重奏音の音楽 自然の怖さを感じさせる映像 笑わない地元民達の表情が 何かあると観ている者に思わせる。 映画館から出て歩いている時や 電車の中 私は難解なラストの意味を考えた。 今でも ふと考

    映画「悪は存在しない」 監督:濱口竜介 - ururundoの雑記帳
    misaki-taku
    misaki-taku 2024/05/07
    予告編を観てみました。難解そうだけど面白そうでもある。行ってみようかな……。木々は若葉の季節から大人な感じになって行きますね。今をもっと注視したいのに。
  • 淡い緑色 萌える木々と春キャベツ - ururundoの雑記帳

    29日夕方から 雨が降り出した。 明日まで続くと天気予報で言っていた。 冬の木々の枝から やっと淡い緑の葉が萌出て 私の目と心を喜ばせているのに 明日から一気に 山の色が濃い緑へと移っていくだろう。 「小屋」の周りに植えた木や 自生の木も 日々 姿を変えている。 何をそんなに時を急ぐのか? 淡い緑と言えば 私は春キャベツのサラダを 飽きずにべる。 綺麗な薄緑の春キャベツを千切りにし 塩 少しの砂糖 粗挽き胡椒 酢 オリーブオイルを振りかけ ボールの中で さっくりを和える。 簡単なサラダだが とても美味しい。 昼ご飯にチキン胸肉のカツを揚げた。 春キャベツのサラダ 湯がいたブロッコリーと人参のナムル じゃがいもと人参のマッシュ。 ミート皿に全部山盛りだ。

    淡い緑色 萌える木々と春キャベツ - ururundoの雑記帳
    misaki-taku
    misaki-taku 2024/05/05
    春キャベツ、千切りとはいえ少し太めに。塩もみはしっかりと。チキンカツがむしろ添え物。春。
  • 蕗のとうの綿毛 - ururundoの雑記帳

    蕗のとうの綿毛 蕗のとうが 小さな花を咲かした後 茎がどんどん伸び 60センチほどになった。 そして 今は綿毛が飛び立つ準備をしている。 白い綿毛の芯は赤く 顔を近付けて見ると 今まで気がつかなかった可愛さを見つけた。 蕗の薹 ボロギク ススキの綿毛が順番に 風の流れに乗って飛んで行くのも もうすぐだ。 今でも 朝晩にはストーブに薪をくべている。 今日は小雨の1日で寒く 冬の服に戻った。 安定しない今年の春だ。

    蕗のとうの綿毛 - ururundoの雑記帳
    misaki-taku
    misaki-taku 2024/05/05
    これ、蕗の薹の綿毛なのですね。蕗の薹から伸び始めたあとは気にもしていなかった。この綿毛を見ていたのに、何だか知ろうと思ったこともなく。ひと月ふた月前に、たくさん食べました。季節は進みますね。
  • 杉の年輪 黄色の枯れた花 - ururundoの雑記帳

    八重咲き水仙 道端のあちらこちらに 群れて咲いている 黄色の八重咲水仙を 7、8手折り 持ち帰り 白い花器に投げ入れた。 その花達もやがて萎れ 「小屋」の中の高い場所に 紐で結えて吊るした。 やがてそれは しっかりと乾き 薄い花びらを触ると パリパリと音がしそうな程だ。 外の杉の木の上に 並べる。 150年は生きたであろう杉に 数日の命だった 黄色い花達。 そよとも風の吹かない 雲一つない青い空の下 若い芽吹きの木々に囲まれ 遠くから聞こえる ツツドリの鳴き声を聞きながら 質素な美しさの 杉の年輪と黄色い枯れた花を眺め 私は満足である。

    杉の年輪 黄色の枯れた花 - ururundoの雑記帳
    misaki-taku
    misaki-taku 2024/05/05
    なるほど、質素な美しさ、よくわかります。この乾いた薄いグレーのような茶と、同じく乾いた粉々になりそうな辛子色なのか山吹色?の取り合わせ。
  • 毎日の散歩 - ururundoの雑記帳

    雪が降る日 強風の日 雨が強く降る日以外は スマホをズボンのポケットに入れ 散歩に出る。 3000歩から5000歩の間を歩くが どうしてもそうでなければ とは思わない。 時間にして 1時間まで。 これ以上は歩かない。 歩き始めると その日の微妙な体調の良し悪しを感じる。 最近気がついた事だ。 例えば ちょっと足がだるいとか そんな些細な事だが。 今日は 青空に小さな雲がぽっかり浮かんでいた。 私の好きな雲の一つ。 写真を撮らねば。 坂道を歩く。 棚田から 名前の知らない黒い鳥が4羽 大袈裟な声を上げて 飛び立つ。 幾種類もの鳥の鳴き声が 飛び交う。 杉の人工林の周り 田の脇を流れる山の水音 下の道を走る車の音。 どれもが 広い空間に吸い取られていく。 毎日同じ道を歩く。 自然は いつも大きな 又は小さな変化を見せる。 今日は 土の下から カエルが ゲロゲロゲロゲロと 低く重く鳴く声が 響く

    毎日の散歩 - ururundoの雑記帳
    misaki-taku
    misaki-taku 2024/04/29
    定点観測的に、同じ道筋だからこそ季節の移ろいがよく見えますね。季節の変化がいちばん早い頃ですね……うかうかしてられない感じ。