misaki-takuのブックマーク (552)

  • 見上げた空に昼の月 - ururundoの雑記帳

    (右端の半ばの空に浮かぶ 小さな半月。見えるだろうか?) ベニバナボロギクの地味なオレンジの花 その綿毛 芒の綿毛。 それが飛ばない日は 物足りない。 そんな風の吹かない 3時過ぎには 太陽が山陰に入る秋の日。 私が見上げた空は どこまでも高い青い空。 止まっているような 白い雲が浮かび そして 南西の空には 半月の昼の月。 近くの山で 木を伐採するチェーンソーの唸り声 足元で 儚いコオロギの鳴き声 川面を低空で渡る カワガラスの飛行。 パソコンで 慣れない作業をした後 疲れた目に 優しく映った色と音だ。

    見上げた空に昼の月 - ururundoの雑記帳
    misaki-taku
    misaki-taku 2024/10/21
    十日まえの投稿に今わたしはコメントを書いています。その間にもうボロギクの綿毛は飛び終えてるかもしれないなと思いました。ストンと飛び降りたように寒い昨日がありました。また暑くなるようですが。
  • 秋の風情 - ururundoの雑記帳

    ベニバナボロギク ボロギクが散々綿毛を振り撒いて去って行った。 今は ベニバナボロギクが 空き地 原っぱ 家の周り どこにでも根を張り 地面を覆っている。 そして ボロギクに負けじと 綿毛を風に飛ばす。 白い綿毛は 「小屋」の窓 扉の網戸に引っ掛かかったり 綿毛で薄いフェルトの様になった 蜘蛛の巣の上に 女郎蜘蛛が手を大きく広げ 身じろぎもしない。 夕方になると 十三夜の月が山から顔をだす。 暗くなると 群青の空に白く輝き その光が地上を照らしているのを感じる。 いよいよ 雲海の季節がやってきた。 朝8時過ぎまで 深い霧で窓の外は白い景色だ。 まだ 深夜に雲海の峠まで行く車は走らず 静かな夜を過ごしている。

    秋の風情 - ururundoの雑記帳
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    misaki-taku 2024/10/21
    雲海に向かう見物客の行き来する道路のお近くにお住まいなのですね。それから十三夜を愛でるのは、なんかとてもいいなぁと思います。理由はわかりませんが、そう思う。
  • ホームベーカリーが壊れた - ururundoの雑記帳

    オーブンで焼いたパン ホームベーカリーが壊れた。 他の家電に比べて 耐久性がない様に思う。 友達が使わなくなったもの 自分で買ったもの 知人が使わなくなったもの。 10年間に3台のホームベーカリーが壊れた。 シンプルな構造だと思うが 使う頻度が多いのか? と 色々考えた。 安くはないホームベーカリーを買うかどうか 検討中だ。 レシピは同じで 今はオーブンで焼いている。 強力粉 塩 砂糖 イースト 水だけのパン。 これがないと うちの朝は始まらない。 外側がパリパリ 中はもっちり。 オーブンで焼けば この特徴がもっと顕著に現れる。 発酵はオーブンか 電子レンジでできる事もわかった。 しばらくは これでやってみよう。 今日 突然 スイスから小包が届いた。 5年前に 有機栽培無農薬農業をしているチャックの 農業ボランティアとして 4ヶ月 うちのすぐ近くに滞在していたスイス人からだ。 当時30歳の

    ホームベーカリーが壊れた - ururundoの雑記帳
    misaki-taku
    misaki-taku 2024/10/21
    パンを乗せた平皿の絵の柄と色が秋らしくて素敵です。専用製品が故障して、苦労して汎用製品でなんとかものを作るのも、たまには楽しく気付きもありそうですね。
  • スイス人男子から小包 - ururundoの雑記帳

    スイス人男子からのギフト 5年間 なんの音沙汰も無かったスイス人男子。 チャックの野菜作りのボランティアとして 4ヶ月ほど 私の住んでいる集落に滞在した。 当時30歳だから 今は35歳だろう。 そのスイス人男子から 突然の小包。 「物」のチョコレートが4個 「職人的な」ミルクキャンディ スイス人男子が作った陶の狐。 そして 長い手紙が入っていた。 スイスに帰ってから 深刻な病気と闘いながら 羊飼いをし 今は庭師として働いているとか。 手紙を書くまでに5年かかった事を詫びてはいるが 「会うは別れの始めなり」「さよならだけが人生だ」 の私は 手紙をもらうだけで嬉しい。 4ヶ月の山間の生活が楽しく 小浜に行ったのが 忘れられない? 又 日に来るのなら 小浜(福井 若狭湾)に行き 海を眺めながら お寿司をべ カフェに行って コーヒーを飲もう と 私は返事を書いた。 来るだろうか? 私も夫もそ

    スイス人男子から小包 - ururundoの雑記帳
    misaki-taku
    misaki-taku 2024/10/21
    小包と手紙での時間を置いた音信が届く、そういう懐かしい時間軸で旅の若者が動いているのが、なんかそれだけで嬉しいですね。再会の日が来ると良いですね。でもって、青い狐は可愛らしい。
  • 秋かな? - ururundoの雑記帳

    秋明菊 夜の間に強い雨が 午前中はシャワーの様な 午後は霧雨が降った。 窓やドアを開けていると 南風が カーテンを大きくなびかせて入ってくる。 長袖を一枚羽織った。 秋かな? 前日は「蒸し風呂」の様な日。 山間でも 髪の毛から汗が滴り落ち 冷たい水で割った しそジュースを飲んだら 「生き返った!」と思う程の暑さだった。 「小屋」の周りの 秋明菊が咲き始めた。 今年は沢山の蕾が付き 花は小さい。 繁殖力が強く 時々抜いているが その根は 枯れた枝の様でもあり 葛の花の根の様でもある。 水引草。 茶花で 竹籠か焼き締めの花瓶に 生けたのに出会うとしっくりと心に残る。 その花が「小屋」のそばに 蓼の花と一緒に 惜しげもなく咲いている。 明るい紅色の小さな粒の様な花。 しばらくすると 知らない間に散っている。

    秋かな? - ururundoの雑記帳
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    misaki-taku 2024/10/04
    秋明菊綺麗ですね。秋海棠も彼岸花も咲いていますね。ミズヒキソウの赤は真っ赤。
  • ブルターニュ人のパテ  藤原章生著「絵はがきにされた少年」(2) - ururundoの雑記帳

    朝と夜には 一番上にフリースを着る様になった。 蒸し暑くて 苦しいような一週間前が遠い日のようだ。 百日草は 気がつくと枯れている。 私はそれらを何も引き抜いた。 その後に 綺麗な赤やピンクの鳳仙花が 去年の零れ種から 花を咲かせている。 今日のおやつ。 ブルターニュ人のお土産の 帆立貝のパテを クラッカーに塗った。 割けた貝柱が クリームの中に豊かに入り クラッカーのサクッとした感も 旨みの内だと感じる。 ワインと共にべるのが フランス風だとか。 藤原章生の「絵葉書にされた少年」も後少し。 ヨーロッパの宗主国から独立した アフリカ大陸の国々。 その後の 内戦 差別 貧困 暴力 偏見。 アフリカを大きな大陸と 一括りに考えていた私の 想像を遥かに超えた 知らないアフリカの現実。 筆者の 読者に語りかけるような筆力で その場にいるような臨場感を感じる。

    ブルターニュ人のパテ  藤原章生著「絵はがきにされた少年」(2) - ururundoの雑記帳
    misaki-taku
    misaki-taku 2024/10/04
    フリースですか!さすがにこちらより朝晩は寒いのですね。夜を徹してエアコンつけっぱなしはしなくなりました。
  • 私の遊び(2) - ururundoの雑記帳

    コレクションしている 木の実達を バラバラと 鉢に落とす。 去年の秋のどんぐり 栃の実 櫟のかくと 松ぼっくり。 砂色の器との相性の良さに 目を細める。 夏の真ん中に 小楢のどんぐりを 50個ほど苗ポットに埋めた。 未だに 芽が出ない。 出てくるのは 何かの草の芽ばかり。 冬の雪の季節を終えて 春になれば 芽が出るのだろうか? ふと気がつけば 芽が出ている そんな時を 気長に待とう。 深夜に窓のガラス越しに 空を見る。 大きな月が 山の上に輝いている時 夜空が ぼんやりと明るいのは 半月が 視界の端に現れている時。 それを期待して 今夜も空を見上げた。

    私の遊び(2) - ururundoの雑記帳
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    misaki-taku 2024/10/04
    どんぐりから芽が出ると言えばとなりのトトロを思い出しますね。私はいちど楢のどんぐりを埋めたことがあり、きれいな新芽が出ましたよ。
  • 京都 嵯峨野 祇王寺 - ururundoの雑記帳

    京都 嵯峨野 祇王寺 アメリカに住んでいる 若い友達(と私は思っている)が 帰国し 29日に会った。 京都 嵯峨野鳥居の祇王寺に行くと言うと 誰もが 「ラッシュアワーの様な人混みの観光地に 行くなんて」と驚いた。 行ってみると 確かにJR嵯峨嵐山駅は 次々と 外国人観光客が降りてくるが 祇王寺の辺りは ひっそりと たまに外国人観光客にすれ違うほどだった。 やはり 人気スポットは「竹林」エリアだと思う。 紅葉にはまだ遠い 緑の紅葉(もみじ)の中に ひっそりと上品に祇王寺は在った。 低い山の姿を残した地に よく手入れされた苔の庭が しっとりと美しい。 「平清盛に愛された白拍子の祇王。 清盛の心変わりでこの地にやってきた。 母 妹と共に出家し 入寺した悲恋の尼寺」 清盛の像があり 祇王の墓がある。 平安時代には さぞや寂しい地であった事は 容易に想像が出来る。 木々に囲まれた 気持ちのいい寺だ

    京都 嵯峨野 祇王寺 - ururundoの雑記帳
    misaki-taku
    misaki-taku 2024/10/04
    外国新観光客に知れ渡ってない良い場所もまだまだありますね。鎌倉高校前駅近くの江ノ島電鉄踏切あたりはいよいよもう収拾がつかないくらいの大賑わい。スラムダンクの聖地らしい。
  • TRADER JOE'Sのエコバッグ - ururundoの雑記帳

    左1990年 右2024年 TRADER JOE'S まるで メルカリに出品する様な写真になった・・・ (仕方ない 今回はこれで良しとしよう) 前回のブログ「京都 嵯峨野 祇王寺」に書いた アメリカの若い友人からのお土産。 アメリカでオーガニックの農産物 ワインなどを売る 品雑貨店 TRADER JOE'Sの エコバッグだ。 プライベートブランドのオイルサーディンを真ん中に 缶の周りに それを使って出来る料理の名前がある。 明るい青 取っ手の赤。 大事に使っていきたい。 今から34年前 1990年。 ロサンジェルスに行った時 知人が「いいグロサリーがある」と 案内してくれたのが TRADER JOE'Sだ。 白木の板壁と床の明るい店内に 木の箱に入った有機栽培の穀物 ワインなどが並ぶ。 キャッシャーの近くに売っていた 生成りの帆布に 緑のTRADER JOE'Sのマークのバッグを買い求め

    TRADER JOE'Sのエコバッグ - ururundoの雑記帳
    misaki-taku
    misaki-taku 2024/10/04
    学生の頃、皿の上に塩を盛り、そこにウイスキー?を染み込ませ、オイルサーディン缶(もちろん蓋は開けて)を塩にから火を付ける料理、料理ってほどじゃないですね、を出すパブ?があったのを思い出しました。
  • 晩夏と初秋の境目の時 - ururundoの雑記帳

    買い物の帰り道 もう初秋というのか それとも晩夏というのか? 夕方5時過ぎの買物の帰り道は 輝く様な光りに セピア色に見えなくもない。 ミレーの晩鐘も 私の記憶が間違っていなければ 同じような 夕方の光であった様な気がする。 雲の色も 淡いピンク。 山間の村から 琵琶湖畔のスーパーへ 買い物に来る時に見る 広い空間に ほっとするのは毎度の事だが 京都へ行っても こんな気持ちになる事はない。 ましてや 大阪でも。 買物の行き帰りに 開けた車の窓から 飛び込んでくる 収穫前の稲穂の香り そして 収穫後のコンバインで刻まれた 稲の茎と葉の香りが とてもいい。 やっぱり 今の季節は 晩夏と初秋の境目 すぐに消えてしまう 瞬間の時なのだ。

    晩夏と初秋の境目の時 - ururundoの雑記帳
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    misaki-taku 2024/09/21
    いつでも瞬間のときなのでしょうが晩夏のそれは哀しみもあって美しくもあり、とてもすきな季節です。
  • 白の花瓶 白の茶碗 - ururundoの雑記帳

    男郎花(おとこえし) 男郎花の花が ポツポツと咲き出したので 毎年の事だが 白い粒の様な花の茎をハサミで切り 白くて小さな口の 細長い花瓶に挿す。 黄色の女郎花(おみなえし)も 見つけたら 同じように白の花瓶に挿す。 どちらも 秋の花らしく 質素で地味だ。 そして 薬草かもしれないと調べると やっぱり 利尿 消炎の効果があると知った。 切って花瓶に挿した花は三日で枯れるが 地面に根を張ったのは まだ咲いている。 スーパーから米が消えたので 集落のお米を作っている人に電話をした。 「5キロ程欲しいけど」 その日の夕方に 茶色の袋に入った米が届いた。 ミルキークイーンという名の米が 15キロ。 お金を用意していたが 受け取ってくれない。 「ケーキを焼いて」と言われ その様にした。 去年の秋に 新米を30キロくれた集落の「若手」だ。 白く輝く米は それだけで美味しい。 これも 白の茶碗によそって

    白の花瓶 白の茶碗 - ururundoの雑記帳
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    misaki-taku 2024/09/21
    女郎花は他を圧倒する美しさということのようです。
  • 晩夏 ピンクの山野草 - ururundoの雑記帳

    加賀野薊(カガノアザミ) 暑い夏は居座っているが。 晩夏の花たちは 律儀にちゃんと咲き始めた。 「小屋」のそばに 初めて一輪だけ 淡いピンクの「蔓穂(ツルボ)」が咲いた。 これは嬉しい事だ。 濃いピンクの当に可愛い 「現の証拠(ゲンノショウコ)」 これは有名な漢方薬。 刈るほど繁茂しているが 薬草にしようとは思わない。 「加賀野薊(カガノアザミ)」の花は 淡いピンクで いつも下を向いている。 内気そうに見えるが しっかりした茎に 細い枝を伸ばし 棘を持った葉をわんさと付けている。 この花も あちらこちらに咲いて逞しい。 そんな事を見ながら 思いながら 葉を摘み 裏返したり 空にかざしてみたりしている。 一週間ほど前から 電線にいつも止まっている猛禽類の鳥「サシバ」 そろそろ 南に帰るのか?

    晩夏 ピンクの山野草 - ururundoの雑記帳
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    misaki-taku 2024/09/21
    サシバもどこかで集まってからいっせいに海をわたるのかしら?気温だけは暑さが異様に続きますが、季節は進みますね。渡り鳥が夏バテで失速しませんように。
  • 私の遊び - ururundoの雑記帳

    暑い昼間の名残り。 太陽が山陰に入っても ムッとする熱気と湿度は 「小屋」の中と外に籠ったままだ。 周りの木々は 確かにもう夏の終わりの風情。 小楢の濃緑の葉を ハサミで数枚切り取り持ち帰る。 杉の大きな年輪の上に それを並べ 目を瞑り 何かを夢見るような陶の鈴の馬 手のひらに載る程の 小さな壺を載せる。 私のちょっとした遊び。 馬の ポッカポッカ 蹄の音が聞こえるかどうかは その日の 私の気分しだいだ。

    私の遊び - ururundoの雑記帳
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    misaki-taku 2024/09/21
    葉は小楢なんですね。新緑からはじまり壮年の頃って感じ。厚くてしっかりしていそうです。
  • ブルターニュ人のお土産 - ururundoの雑記帳

    5年前 新コロナの前に 私の集落で 無農薬有機栽培の野菜を作っている チャックの畑ボランティアとして しばらく滞在していた フランス・ブルターニュの40代の男の子(私から見れば) そのブルターニュ人が 昨日フランスからやって来た。 北海道から沖縄までのあちらこちらを3ヶ月間の滞在。 5年前に別れる時 「次に来る時に天ぷらがべたい」 と言っていた。 その約束通り 私は天ぷらを揚げた。 沢山の野菜と 鶏と海老と竹輪も。 沢山沢山揚げた。 しんどいな 面倒だな と思うもてなしはなしだ。 キャベツのコールスローに 大葉と大葉の花を加える。 美味しい冷奴に擦り胡麻とおろし生姜。 ジョークでブルターニュ風ケーキも焼いた。 ブルターニュ人は 気持ちいいくらい 天汁をつけて 喜んでべた。 5年前の帰国後 ブルターニュワイン ブルターニュケーキ パテを 送って来てくれたのには 驚いた。 私たち夫婦は 何

    ブルターニュ人のお土産 - ururundoの雑記帳
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    misaki-taku 2024/09/21
    ブルターニュ人との天ぷらパーティーと話弾んでみつかる偶然の妙。贅沢な時間が過ぎてますね。約束が残るのもいい。
  • 写真集のすゝめ - analogue life

    ごく親しい人との写真やプライベートな写真だけを集めた写真集を10年くらい前から不定期に作っていた。 引っ越しだとか転職、パートナーとの関係が変わったような節目に合わせて、それまで撮っていた写真をまとめた自分のためだけの写真集。もちろん販売はしないし、それこそ自分用に1冊だけ作っていた高コストな冊子。 STILL LIFEという名前を与えたこのシリーズは、再現性のない一瞬をどうにか捉えようという趣旨で作っていた。大袈裟にいえばその場限り、その瞬間かぎりの寸劇のような写真集。 子供が生まれたあとあまりの忙しさと余裕のなさで2018年を最後にやめてしまったのだけれど、昔の写真を眺めていると20代後半の頃に接続していた社会や人間関係、感情的もしくは性的な繋がりや指先で辛うじて捕まえていたあやふやな希望のようなものからすっかり離れてしまったことに気が付き、写真集をペラペラめくりながらとても複雑な心境

    写真集のすゝめ - analogue life
    misaki-taku
    misaki-taku 2024/09/07
    本にするのはいいですね。私もときどきやっています。
  • ブルーベリーのジャム - ururundoの雑記帳

    ブルーベリー 白のビニール袋に入った ブルーベリーを貰ったのは数日前。 ずしりと思いブルーベリーを パイにしようか ジャムにしようかと迷ってるいる間に 冷蔵庫の中で 甘い熟している香りがした。 今年はジャムにしよう。 白い琺瑯鍋の中で 美しい色のブルーベリー。 砂糖を振りかけ しばらくの間待った。 炊き始めると早い。 灰汁が出てくれば すくっては捨てるを繰り返す。 トロリとして来たら火を止め 熱いうちにガラス瓶に詰めて 明日の朝が楽しみだ。 ミーンミンミンと鳴く蝉に変わった。 コオロギが鳴く。 赤とんぼが 原っぱの上に群れて飛び アスファルトの道に オニヤンマの死骸が横たわり 車に轢かれた後に 蟻が群がっていた。 そして 夜明けが遅くなり 日暮れが早くなった。 台風が消えたら そこにもう秋が来ている。 時の経つのは どうしてこんなに早いのかと思う。

    ブルーベリーのジャム - ururundoの雑記帳
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    misaki-taku 2024/09/07
    夏の終わりは虫の死骸によく出会いますね。今まであまり意識してなかったのですが、それも晩夏の象徴ですね。
  • 「絵はがきにされた少年」 藤原章生著 - ururundoの雑記帳

    綺麗な空だなと 西の空を見る。 夕方6時過ぎの 淡いピンク色に染まった雲。 見上げれば 真綿を伸ばしたひとひらの雲。 山間の狭い空に 作為のない雲の姿を しばらく立ち止まって見る。 心の中の 少しのわだかまりが 軽くどこかへ 吹かれていけばいい。 毎日新聞を購読している人には きっと馴染みの名前の記者「藤原章生」 友達が運んできた去年の毎日新聞の記事を読み それが興味深く 図書館に一冊予約した。 その「絵はがきにされた少年」を受け取った。 『報道の現場から平易な言葉で深く問いかける。 未だ貧困の意味すら知らず 無知のまま淡々と生きる市井の人々の 生きざまを 新聞社のアフリカ特派員として 5年半の取材に基づき、オムニバス形式で綴る。 第3回開高健ノンフィクション賞受賞作』 Amazonの説明だ。 このアフリカの地図が載っている。 大きな大陸に小さな国がひしめき その数だけの問題を抱えて

    「絵はがきにされた少年」 藤原章生著 - ururundoの雑記帳
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    misaki-taku 2024/09/07
    最近はよく空を見上げます。空が高くなり地上は暑いのにさっさと秋になってる感じがします。
  • 山椒の赤い実 - ururundoの雑記帳

    山椒の実 実のなる山椒の木は 植えたもの 花の咲く山椒の木は 自生のものと村の人は言うが はて それが当なのかどうかは分からない。 集落の家のそばには 柿 梅と並んで 実山椒が必ず植っている。 なんでも家で作っていた当時の名残だ。 初夏に 緑の実を豊かにつけた山椒の木は ちょうど今頃に 赤く色づき始める。 緑の山椒と香りは同じ。 もっと赤くなったら 摘み取って 手のひらにいっぱい程貰おう。 よく乾かした赤い実を 使うたびにペッパーミルで挽いて使おう。 例えば焼き魚の上で ガリガリと挽いてみよう。 赤くて粗い粉の爽やかな香りが 私を喜ばすはずだ。

    山椒の赤い実 - ururundoの雑記帳
    misaki-taku
    misaki-taku 2024/09/01
    くすんだ緑の山椒の実はよく目にしますが(料理で)そのうち赤くなるのですね。自然の様子を見て、ちょっとだけそこから頂いて、料理に使う暮らし。いつ読んでも素敵だなと思います。
  • 枯れても美しい タカサゴユリ - ururundoの雑記帳

    タカサゴユリ 白い花びら 蕊の黄色の花粉 細い茎に細い葉。 それらが 雨に濡れている。 「小屋」の周りに8 大きな花を咲かせている。 まだ 何もの蕾が 咲くのを待っている。 やがて枯れて 茶色の莢に沢山の種が出来 その鞘が開くと 風に吹かれて種が飛ぶ。 沢山の空になった莢の茎を切り まとめて花器に挿すと 地味な美しさで 花のない時期に私を喜ばす。 台風10号のニュースを聴くと不安感が増す。 ついつい パソコンやスマホで 気象庁の台風情報を見てしまう。 小さな島国が 頑張っているようにも 不安で震えているようにも見える。

    枯れても美しい タカサゴユリ - ururundoの雑記帳
    misaki-taku
    misaki-taku 2024/09/01
    いま、眼鏡を外してぼんやりとこの文を読んだら、蕊と言う字が恋という字に似てると思いました。どうでも良い話でした。
  • 台風情報で疲れた数日間 - ururundoの雑記帳

    カボチャの花 29日 30日。 台風10号が 琵琶湖のど真ん中を通ると 気象庁の台風情報で何回か報せていた。 そして迷走台風は 予測に反してコロコロと進路を変えた。 雨 風の情報を知り それで避難所に行くかどうかを決める。 今回は避難所に行かずにすんだ。 30日午前3時くらいから大雨が降る予測も 幸運な事に外れた。 朝 外に出ると 背の高いタカサゴユリ達は 倒れもせずしっかりと立ち 生ゴミを埋めている土に 繁茂しているカボチャの花は 何事も無かった様に 大きな黄色の花に雨露を溜めて いくつも咲いていた。 今も台風10号は迷走し 琵琶湖に向かって方向を変え ふらふらと移動している。 今日の21時には熱帯低気圧になるらしい。 心がざわざわと音を立てる 不安な数日間だった。

    台風情報で疲れた数日間 - ururundoの雑記帳
    misaki-taku
    misaki-taku 2024/09/01
    台風は、気圧は早々に弱ったので、当初の強い風は比較的早くおさまりましたが、居座ることでずいぶん雨雲を呼び込んでいますね。わたしの住む神奈川県は珍しく河川氾濫でニュースにもなっています。今日、日曜も雨。