「まさか私が出所した翌日の未明に、国会でIR法案（カジノを含む統合型リゾート整備推進法案）が成立するとはね。よくできた冗談かと思いました」。そう話すのは、2011年11月、特別背任で逮捕された井川意高（もとたか）・大王製紙元会長（52）。カジノで106億円を失った男は、なぜか日本カジノに悲観的なのであった。 *** 井川氏は、カジノで作った借金を返済するため、関連会社から巨額の資金を不正に借り入れた。13年7月、懲役4年の刑が確定。3年2カ月服役し、16年12月14日に仮出所したのだ。以下は、井川氏の話である。 「塀の中にいる時は、差し入れなどで届けられる本や雑誌を仕分ける図書工場で作業していました。担当刑務官や受刑者仲間にも恵まれ感謝しておりますが、法案に反対、ギャンブル依存症の根絶を掲げる団体などからの面会の申請には困惑しました。私は元々、法案に反対する人々に批判的なので、彼らに

おくだ・ゆい／1975年生まれ。東京大学卒業。ダイヤモンド社入社後、ウェブ担当、週刊ダイヤモンド記者、ザイ編集部を経て独立。同社刊行物、人材開発教材、同社オンライン、ハーバード・ビジネス・レビュー・ネットの記事作成や編集、プレジデント社での記事作成、誠文堂新光社「アイデア」での翻訳をはじめ、経営・経済・ビジネス関連書、教育、芸術書のライティングや編集を行っている。 ＤＯＬ特別レポート 内外の政治や経済、産業、社会問題に及ぶ幅広いテーマを斬新な視点で分析する、取材レポートおよび識者・専門家による特別寄稿。 バックナンバー一覧 毎日大量の業務を的確にさばき、部門の目標は必ず達成して、上司の期待に応える。部下には強力なリーダーシップを発揮し、調整もぬかりない。そんな誰もが"優秀"と認める社員が、実は日本企業の弱体化に加担している――。『「できる人」が会社を滅ぼす』（ＰＨＰ研究所）の著者の柴田昌治

2017 - 01 - 04 自動車免許はもっと厳しくした方がいい。それとセックスも免許制にした方がいい www.jiji.com 高齢者による自動車事故が多発しています。 一平民の勝手な意見ですが、私も車がないと生活できないような田舎に住んでいるので、高齢ドライバーの免許返納促進だけでなく、買い物サポートなどの公共インフラ強化も、できる範囲で構わないので並行してお願いしたいです。 加齢による判断力の低下のせいで、誰かにとっての大切な人が大怪我をしたり、最悪の場合命を落としてしまうなんて、誰も悪くないのに全員が不幸になるなんて哀しすぎますから。 あるいは運転免許の条件自体も、もっと厳しくしても良いかも知れませんね。ノンスタイル井上が年末に起こした事故が記憶に新しいですが、著名人や役人など人の見本になるべき人間による信じられないような交通事件が多すぎます。 自動車免許の話はこれくらいにして