低炭素社会の実現を目指す上で、化石燃料に代わる新エネルギーの開発が急務となっている。新エネルギーというと、誰もが太陽光発電を真っ先に思い浮かべるだろうが、四方を海に囲まれた日本においては、波の上下運動を利用した波力発電などの海洋再生可能エネルギーが、有望ということはあまり知られていない。 海外では、既に実用化段階にあるといわれる波力発電も、わが国では「新エネルギー利用等の促進に関する特別措置法(新エネ法)」で定める、開発すべき新エネルギーのリストには入っていない。そのため、十分な国の支援が受けられず、諸外国に遅れを取っているのが実情だ。しかし、今年に入り国内でも、波力発電の実用化に向けた動きが目立ってきた。 3月30日、東京都が呼びかけて発足した有識者と民間事業者の会議、波力発電検討会(委員長・荒川忠一東京大学教授)は「波力発電検討会報告書」を発表、そのなかで「日本の排他的経済水域(EEZ
2010年5月7日の日本経済新聞朝刊は、「リチウムイオン電池、出力2倍にメド、日本ケミコンなど電極材開発」という見出しの記事で、出力密度を2倍に引き上げる陽極材の開発に成功した、メーカーと大学の取り組みを紹介した。このニュースを筆頭に、現在、リチウムイオン電池の性能向上を狙った改良が幅広い分野で進められている。 改良の手法としては、陽極や陰極、電解質など、構成材料の開発が重要とされており、日々さまざまな技術が登場し、一定の成果を上げている。なかには、10倍のエネルギー密度が期待できるという陽極材も登場しており、より安全で高出力な電池の登場に期待がかかる。 電気自動車(EV)の本格普及やスマートグリッドへの期待が広がるなか、その心臓部となるリチウムイオン電池の改良が急速に進んでいる。2010年5月7日の日本経済新聞朝刊は、日本ケミコンと東京農工大学が、陽極(正極)の材料であるリン酸鉄リチウム
29歳になるシェリル・ディンゲス軍曹は米国陸軍で近接戦闘の訓練を担当している。ミズーリ州セントルイス出身のディンゲスは、4段階ある戦闘訓練レベルで「レベル2」を教える資格を有する、陸軍でも数少ない女性兵士の一人だ。レベル2とは、同時に二人の襲撃者を相手に戦うことができる段階を指す。 ブラジリアン柔術の修業を積み、戦場から生還するすべを身に付けたディンゲスだが、これから先もっと過酷な闘いを強いられることになるかもしれない。彼女は「致死性家族性不眠症」の遺伝子を受け継ぐ家系の出身なのだ。この病気の主な症状は眠れなくなること。まず昼寝ができなくなり、やがて夜間の睡眠が途切れ、ついには全く眠れなくなる。通常は50歳代で発症し、発症後1年ほどで、病名が示す通り、死に至る。ディンゲスは、発症の可能性を診断する遺伝子検査を拒否している。「病気の遺伝子があることが分かったら、頑張る気力をなくしそうで心配な
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く