科学の認識とわからないものへ向かう理解への営み 認識出来ないものとしてのこの私 物質としての脳と現象としての私 【池谷裕二・中村うさぎ『脳はこんなに悩ましい』】 【エリクソン『アイデンティティ』】 人体の均衡とその理由の不可解さとホメオスタシスという概念 【キャノン『からだの知恵』】 わからないものへの理解の営み 前回のお話 神の認識のための人間理性の限界 〜神は何者であるかのように理解できず闇のよう - 日々是〆〆吟味 科学の認識とわからないものへ向かう理解への営み からだの知恵 この不思議なはたらき (講談社学術文庫) 作者:B・ウォルター・キャノン 発売日: 1981/12/08 メディア: 文庫 認識出来ないものとしてのこの私 神というものが人間の理性、言い換えると積極的な思考能力によって捉えられないものだとすると、自我とかこの私とかいうものも、やはり同じように人間の理性によっては