■ウーセル・ブログ「党が考案したチベット仏教の僧院モデル」■ *写真は2008年夏、ジョカン寺。武装警察や私服警官が警戒にあたっている。 チベット人作家ツェリン・ウーセル氏は2014年1月23日、ブログエントリー「中国共産党が考案したチベット仏教の僧院モデル」を発表した。中国当局の僧院弾圧の実例を紹介し、「チベットを席巻するもう一つの文化大革命だ」とコメントしている。 ■中国共産党が考案したチベット仏教の僧院モデル ブログ・看不見的西蔵、2014年1月23日(初出:RFA、2014年1月22日) 訳:雲南太郎 重視しなければならない事実が少し前に次々と明らかになった。 (1)チベット自治区チャムド地区チャムド県のカルマ僧院は、2011年10月末に起きた小さな爆発事件に関わったため、元々300人いた僧侶が今ではわずか6人しかいなくなった。 (2)チベット自治区ナクチュ地区ディル県のドンナ僧院