ホーム > ニュース総合 > 特集・コラム > 数土直志の「月刊アニメビジネス」 > 【数土直志の「月刊アニメビジネス」】製作委員会を越える仕組みは可能か? 「ポプテピピック」から「未来のミライ」までの新潮流 ■脱製作委員会? 変わるアニメのつくりかた 「製作委員会」という言葉を聞いたことのある人は多いだろう。日本のアニメの製作で長年利用されてきた仕組みだ。複数企業が製作資金を分担し、作品の権利も共同保有する。各社のビシネスリスクを軽減し、同時に参加企業を増やすことで作品が大きくなるのが利点だ。 一方で製作委員会は、権利分散がビジネスの決定を遅くするとも言われている。またアニメーション制作をするスタジオは、自らが製作委員会に出資しない限りは作品の権利は持てない。作品が大ヒットになっても恩恵は少なく、アニメ制作現場が厳しい理由ともされている。 製作委員会の存在は功罪半ばだが、それでも過去20
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