特撮の神様 円谷英二の世界 「ウルトラシリーズ」といっても膨大だ。何しろ「最も派生テレビが作られたシリーズ」としてギネス記録に認定されている。 空想特撮シリーズとして毎週日曜に放送された「ウルトラQ」(全28話)が大ヒット。大スポンサーの武田薬品を得たことで、TBSは多額の予算を投入し、テレビに本格的な怪獣を登場させた。これで怪獣ブームに火が付いた。 視聴率42%を記録した「ウルトラマン」(前夜祭&39話)、「キャプテンウルトラ」(24話)、「ウルトラセブン」(49話)、「怪奇大作戦」(26話)と続き、今では50年以上にわたる人気のお化け番組となった。 ゾフィーを長兄としたウルトラ兄弟という設定は、最初からの構想ではなく、「物語の進化の過程」で誕生。平成に入るとティガ、ダイナ、ガイアらが続き、令和でもギンガ、ビクトリー、オーブらが活躍した。 記念碑的な「ウルトラQ」第1作は「ゴメスを倒せ!
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