可愛い姪っ子が春から小学校の先生に🌸 緊張して教科書を音読する姪の姿を思いながら 気づけばアナウンサー歴24年の叔母なりの 「ごんぎつね」 どんな風に読むのか綴ってみます。 こちら教科書にも載っている有名な「ごんぎつね」の冒頭です。 これは、私が小さいときに、村のもへいというおじいさんからきいたお話です。 むかしは、私たちの村のちかくの、中山というところに小さなお城があって、中山さまというおとのさまが、おられたそうです。 その中山から、少しはなれた山の中に、「ごんぎつね」という狐がいました。ごんは、一人ひとりぼっちの小狐で、しだの一ぱいしげった森の中に穴をほって住んでいました。そして、夜でも昼でも、あたりの村へ出てきて、いたずらばかりしました。はたけへ入って芋をほりちらしたり、菜種がらの、ほしてあるのへ火をつけたり、百姓家の裏手につるしてあるとんがらしをむしりとって、いったり、いろんなこ
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