起業する時にいくらの資金が必要になるのか、多くの人が気になるところだと思います。どのようなビジネスを始めるのか、内容によっても、その人のいる環境によっても必要な資金の額は異なりますが、自己資金を準備するにしても、公庫などから借り入れるにしても、初期投資の額はなるべく低く抑えたいと思うのが普通でしょう。 SNSに表示されるビジネス広告には、「0円で稼ぐ」とか「自動で集客」などの言葉が溢れています。ですが、0円では打合せ場所に行く電車にさえ乗ることができませんし、自動で集客するためにはシステムや人に代行してもらう必要があります。現実として、ビジネスを動かすには少なからず費用がかかるのです。 とは言え、日本政策金融公庫総合研究所の2020年度起業と起業意識に関する調査によれば、 起業費用をみると、起業家では「50万円未満」とする割合が30.2%と最も高く、「費用はかからなかった」(25.1%)が
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