ここ数年、テレビドラマや映画の脚本を担当する“脚本芸人”が増えた。バカリズム、ピース・又吉直樹、かもめんたる・岩崎う大、シソンヌ・じろう、空気階段・水川かたまり、ハナコ・秋山寛貴らは代表的なところだ。しかし、こうした流れはどこから生まれたのだろうか。キーとなる芸人やバラエティー番組の文脈から、現在に至った理由について考える。(ライター・鈴木旭) バカリズムの活躍が目覚ましい。『家事ヤロウ!!!』(テレビ朝日系)や『バズリズム02』(日本テレビ系)といったレギュラー番組を抱える中、今年に入って『上田と女が吠える夜』(日本テレビ系)や『トークィーンズ』(フジテレビ系)などのトーク番組にもゲストとして登場。 また10月には、タイプの異なるピン芸人・陣内智則と『陣内バカリのピン芸人アップデート大作戦』(カンテレ・フジテレビ系)で共演するとともに、6週連続で『私のバカせまい史』(フジテレビ)の放送が
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