2018/12/21 「アニメ×会計」セミナーリポート(後編)>>もし、あなたがアニメ制作会社を起業するなら? 製作委員会が組成される背景や、アニメ制作会社の資金調達について紹介した前編に続き、後編では「管理会計の重要性」や「会計処理と税務処理のちがい」について紹介したい。登壇者は、アニメ制作会社スタジオコロリド(以下、コロリド)取締役・宇田英男氏と、コロリド起業時から税理士として協力してきたアカウンティングフォース税理士法人代表社員・加瀬洋氏の2人だ。 宇田氏は大手電機メーカーを経て、アニメ制作会社に入社。いくつかの会社で制作管理を担当し、その後独立してコロリドを立ち上げた。起業2年目で短編オリジナル劇場作品『陽なたのアオシグレ』(17分/2013年公開)の制作にチャレンジする中で、スタートアップ時期ならではの苦労を味わった。管理の現場を多数経験してきたことから、アニメ制作を「数字」で把