縁のなかった中小の非コンテンツ企業がコンテンツ産業に関心を寄せ始めている。自社製品をキャラクターグッズに仕立てあげたい、自社技術の普及にコンテンツを活用したい、製品販売に使いたい、海外展開のきっかけにしたい―。国の「クールジャパン戦略」の柱に取り上げられていることもあって期待は高まっている。(石掛善久) 「交流の糸口つかめた」 東京商工会議所が初めて開いた「アニメ等のコンテンツホルダー×製造業等の非コンテンツ企業」と題するコラボ交流会。定員は当初60企業としたが、67企業94人が参加、大盛況となった。 コンテンツホルダーと非コンテンツホルダーの区分は難しいが、約10社はいわゆるコンテンツホルダー側だったと見られた。 第1部でサンライズの宮河恭夫社長、レッグスの野林徳行取締役、キャラクター・データ・バンクの陸川和男社長がコンテンツ保有企業と非コンテンツ企業の連携事例などを紹介。第2部で自由交