「コドモ発射プロジェクト」とは、東京・東京芸術劇場の芸術監督・野田秀樹の、「こどもが書いた台本をプロがよってたかって演劇にすることはできないだろうか?」という発案をもとに、ハイバイの岩井秀人と森山未來が実践しているプロジェクト。公募によって集められた子供たちとワークショップを重ね、その中で生まれてきたさまざまなアイデアをもとに、演劇作品を作り出す。初舞台の前野が、このプロジェクトにどんな化学反応をもたらすか注目だ。チケットは12月17日に一般発売開始。
韓国(大韓民国)の劇作家、演出家。全羅南道(ぜんらなんどう/チョルラナムド)木浦(もくほ/モクポ)の生まれ。延世大学英文科卒業。1955年『密造酒』でデビュー、『不毛地』『薔薇(ばら)の城』『代理人』ほか問題作を多数発表。写実劇を得意とし、代表作『山火事』(1962)は、朝鮮戦争中に自由を求めてパルチザンが山から女性だけが生き残った山村に脱出し、若いやもめと出会い、2人の間に展開される愛憎と実存を描いた傑作。戯曲集に『代理人』(1969)、『幻想旅行』(1975)、『鶴(つる)よ 愛よ』(1982)、『植民地の朝』(1992)、『痛哭(つうこく)の大地』(2000)、『玉丹』(2003)などがある。そのほかオペラ作品に『ノックトゥ将軍』『白鹿潭』(ともに2002)、ミュージカルに『さらば38度線』『処容』(ともに2002)、『玉丹よ』(2003)など約80編ある。論文に『韓国小劇場運動史』
新たな才能を次々と輩出してきた「小劇場演劇」が、たぶん今、何度目かの変革期を迎えている。その変化は現在どのような形で現れているのか。そして未来の演劇はどうなっていくのか? 国内外に散らばる演劇の現場の最前線。その各地で活躍する人たちを藤原ちからが訪ね、インタビューと対話を重ねていくシリーズ「新・演劇放浪記」。 * * * この夏、わたしは城崎温泉で過ごした。城崎国際アートセンターで自作をつくるために滞在していたのだが、賑やかで楽しい日々だった。というのもちょうど同じ時期に、岡田利規『God Bless Baseball(通称:GBB)』のチームも滞在していたからである。 イ・ホンイはその日韓共同制作のチームにおいて、台本の翻訳と稽古場での通訳を務めていた。彼女と会うのはこれが初めてではない。2013年の東京デスロック『SYMPOSIUM』で共演したことがあった。彼女はとてもクレバーな通訳と
韓国で紹介される岡田利規の5番目の作品で、初めて韓国の機関と共同製作された『God Bless Baseball』は、日本と韓国を結ぶ政治的な現実を語るために一つのテーマに集中する。 野球。 ごつい「マクガフィン」と言えるだろうか。4人の俳優たちは野球とは何かを問い、規定し、探求する。そうやって観客を巻き込む。なんだかんだの「野球談論」は自明でありながらも、あやふやな両国の情緒的同質性を描いて行く。そのように描かれた絵は、ダダ(Dada)の落書きのように、遊戯的で突発的である。野球を知らない女優たちの空振りと同じように、その軌跡は空を描く。通念の裏側を鈍重に襲うのは、そのような遊戯的な虚しさであろう。舞台は一つの虚しい小宇宙になって、三国関係の素顔を露にする。そして風刺する。上演中、俳優たちが公表するように、舞台は現実に対しての「アレゴリー」なわけだ。現実の相応。 アレゴリーを働かす動力は
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作・演出:三谷幸喜 出演:渡辺謙、段田安則、和久井映見、高泉淳子
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