1990年代初期から中期にかけて、ビーイングは躍進を遂げていく。ZARD、WANDS、大黒摩季、DEEN、T-BOLANなどが次々とデビューして、大ヒットを記録していく。1993年においては、不況のさなかビーイング系アーティストは合計450億円前後を売上げ、業界の7%を占めた[2][3](俗にビーイングブームと呼ばれる)。 しかし、こうした中でも大半のアーティストのテレビへの出演を断っていたという[4]。同年の第35回日本レコード大賞にもビーイング系アーティストはノミネートされなかったが、ビーイング側の関係者によると音楽賞を否定しているわけではなく、スケジュールの問題で番組に出演できないだけとしている[5]。 1998年頃からは音楽事業からの資金を元手に不動産投資事業に参入、「ビープラネッツ」をはじめとした不動産子会社が大阪府大阪市西区北堀江周辺に30棟以上のビル・マンションを取得・保有し