今年(2013年)6月に国連総会第一委員会のサイバーセキュリティに関する政府専門家会合(GGE)が報告書を発表しました。 自分で内容を理解するために翻訳してみました。原文の著作権を主張する人はいないでしょうから、ここに載せておきます。原文が分かりにくく、誤訳があったり、文章がこなれていなかったりすると思いますが、ざっとこんなものかということを理解するために使ってください。 GGE報告書日本語対訳(docx) この中で最も重要なのは第16段落と第19段落だといわれています。 サイバーGGEは実はこれで3回目ですが、過去のGGEについて理解するにはEneken Tikk-Ringasの報告書(英文)が分かりやすいと思います。
2013年6月3日付けの日本経済新聞に「メール解析、憲法に反さない 慶応義塾大学大学院教授 土屋大洋氏」という記事が掲載されました。 この記事は対面での取材と複数回の電話取材、および電子メールでのやりとりに基づいて書かれた記事です。 私自身は文章を書いていません。また、事前にこの記事の文面も確認していません。担当記者さんから、こういう論点について書きますというメールが5月31日の16時過ぎにあり、私からは6月1日の昼の12時過ぎに「少しだけ修正・補足させてください」という返信を差し上げています。その返信の中では、私の主張をまとめて書いています。しかし、この私の返信メールは紙面に反映されなかったと、記事が出た後、6月3日の昼の12時過ぎにメールをもらっています。 私が主張したかったのは、現在の通信の秘密に関する法制がインターネット時代に対応したものではなく、電信・電話の時代に作られたものであ
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