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著者が深く関わり実践・研究してきた視覚障害教育の専門性をどう特別支援教育に継承するか。本書では、理科を中心に視覚障害児童生徒の指導法を具体的に示しました。それぞれの指導の実際から、体験、イメージ、言語、技術の関係が読み取れる、視覚障害教育関係者必読の一冊です。 ご案内 校庭のセイヨウタンポポの観察をしたことがあります。一人の生徒が閉じた花を指先で触りながら『この花はこれから咲くものですか、それとも咲き終わったものですか?』答えをみつけたのは生徒でした。―― 盲学校の生徒と共に理科の学習をする中では、このような自然の本質に迫る「発見」がたくさんあり、それは教師にとっても嬉しいことでした。 視覚障害児童生徒の指導には、各教科を超えた共通点があることがわかりました。 『それは、体験によるイメージの獲得、イメージの言語化、そして長い見通しのもとに獲得させる技術です』 本書には、理科を中心に、視覚障
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