先日、私はVoIPソフトフォンに関する記事を書き、その中で特許が絡んだプロプライエタリなコーデックについて触れた。SIP(Session Initiation Protocol)やIAX(Inter-Asterisk EXchange)といったオープン・プロトコルが成功しても、現実の音声データの配信にはクローズドでプロプライエタリなコーデックが標準的に使われているとすれば虚しいことだという主旨だった。こう主張する以上、品質の良いフリーのコーデックの存在を示さなければ論理は完結しない。そこで、フリーのコーデックを紹介することにする。 ソフトフォンのベンダーがプロプライエタリのコーデックだけを採用するなら、Linuxディストリビュータとソフトウェア・ベンダーは特許の所有者に使用料とライセンス料を支払わなければならない。さもなければ、普及している標準をサポートせずにVoIPという囲いの中にユーザ
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