ロシア原潜、日本海で?事故 多数死傷、放射能漏れなし2008年11月9日12時31分印刷ソーシャルブックマーク 【モスクワ=副島英樹】イタル・タス通信などによると、試験航行中のロシア太平洋艦隊の原子力潜水艦が8日、火災事故を起こし、少なくとも20人が死亡、21人が負傷した。ロシア海軍総司令部の当局者は原潜の名称や航行場所は明らかにしていないが、事故は消火装置が誤作動したのが原因で、原子炉からの放射能漏れはなく、現在も正常に航行していると述べた。事故の起きた原潜にはロシアの艦船が救援に向かい、負傷者を搬入した後、沿海地方の臨時基地に向かっているという。事故は日本海を航行中に起きたと見られる。 原潜には208人が搭乗し、軍人81人のほか、艦船の建設関係者らが乗っていたという。メドべージェフ大統領は犠牲者の遺族への支援をセルジュコフ国防相に命じるとともに、チャイカ検事総長に対して事故原因などの究