大画面のVGA液晶パネル、スライド式のフルキーボード、無線LANとPHSのデュアルワイヤレス対応……など、魅力的なフィーチャーとともに、昨日衝撃的なデビューを果たした、(株)ウィルコムのスマートフォン『W-ZERO3』。編集部では発表会終了後、その実機を入手し、短期間であるがその実力の一端を垣間見ることができた。 ここでは“定額の音声通話”に対応したPHS電話機であると同時に、パソコンに迫るビューアー機能を備えたW-ZERO3の魅力に、豊富な写真とともに迫っていこう。なお、今回評価したのは開発段階の試作機であり、外観やソフトウェアなどに関しては変更の可能性があるという。記事はその点を留意して読んでほしい。 スライドキーボードはそのギミックを楽しもう W-ZERO3の魅力のひとつは“ギミック”にある。特に液晶パネルを情報にスライドさせると現われる“親指キーボード”はガジェット好きにとってたま
ウィルコム、シャープ、マイクロソフトは、W-SIM対応のPDA型携帯端末「W-ZERO3」を発表した。12月上旬発売予定。価格はオープンプライスになる予定だが、ウィルコムでは「50,000円を切る価格帯」にしていきたいとしている。 「W-ZERO3」は、W-SIM対応のシャープ製携帯端末。型番としては「WS003SH」となる。W-SIM装着時にPHSとして利用できるほか、無線LANにも対応する。その商品名は、「Willcom」「Windows」「Wireless」の“W”に、携帯電話やパソコンとは異なるという意義をアピールする“ZERO”、そして携帯・パソコンに次ぐ第3の存在、PHSのデータ通信と音声通話、無線LANと3種類の通信が可能な点から“3”とそれぞれ意味が込められているという。 3社では20日、都内で記者会見を開催。ウィルコム代表取締役社長の八剱洋一郎氏や、シャープ代表取締役専務
左からシャープ株式会社 松本雅史氏、株式会社ウィルコム 八剱洋一郎氏、マイクロソフト株式会社 ダレン・ヒューストン氏 10月20日発表 価格:オープンプライス 株式会社ウィルコムは、VGA液晶を搭載したモバイル端末「W-ZERO3(ダブリューゼロスリー)」を発表、記者会見を開催した。 W-ZERO3は、シャープ、マイクロソフトとともに共同開発されたモバイル端末。W-ZERO3は、WILLCOM、Windows、Wirelessの「W」、携帯電話もPCも超える新端末としてゼロからスタートするという意味の「ZERO」、PHS 音声/データ、ワイヤレスLANの3つの通信機能という意味の「3」を組み合わせたもの。 PDAライクな外観に、PHSの音声/データ通信、無線LAN機能を備え、OSはWindows Mobile 5.0 for Pocketを搭載する。PHS通信モジュールとしてウィルコムの「
米Palmがスマートフォン「Treo」でWindows Mobileを採用するとの9月27日の発表を受け、ITマネジャーの間では「Microsoft OSとPalm OSのどちらがユーザーにとってより良い選択肢か」をめぐって議論が起きている。 だが発表後に取材した10人のITマネジャーは、次の意見に関して全員一致していた――サポートを簡略化するために、どちらか1つのモバイルOSを導入したい。 「基本的に、私自身はMicrosoft嫌いではないし、これから5年の間にWindows Mobileを導入したいと思うかもしれない」と話すのは、ウィスコンシン州シェボイガンフォールズに拠点を置く米Bemis Manufacturingの企業情報システム担当副社長、ブルース・ヘーゲン氏。「(だが)サポートするOSは1本に絞りたい。1つでもサポート上の課題は多過ぎるのに、ましてや(2本など)とんでもない」
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