Tweet 2011年3月11日に発生した東日本大震災と大津波、またそれに引き続く東京電力福島第一原子力発電所における事故は、かつてなく深刻な事態を引き起 こしている。無数の生命が失われ、生活が破壊された。歴史学研究会は、犠牲者の方々に哀悼の意を表し、被災された方々にお見舞いを申し上げる。同時に、歴 史学の担い手としての社会的責任の自覚に立ち、以下の見解を表明する。 一、地震・火山噴火等の災害をめぐっては、自然科学だけでなく歴史学の分野においても、近年、研究が進んでいる。しかし、今回の巨大地震・津波において は、貞観地震をはじめとする過去の地震・津波の教訓が十分には生かされず、被害を大きくする一因ともなった。また、スマトラ沖・中国四川省・ハイチなど世 界各地で起きた地震・津波が甚大な被害をもたらしたことも記憶に新しい。歴史学研究会は、災害をめぐる歴史研究の成果の社会への還元に十分寄与して来
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