インドネシア北部アチェ州東アチェ県イディで、不倫の罪でむち打ち100回の刑を受ける女性(2022年1月13日撮影)。(c)CEK MAD / AFP 【1月14日 AFP】インドネシア北部アチェ(Aceh)州で13日、不倫で有罪とされた女性がむち打ち100回の刑を受けた。一方、不倫を否定した相手男性の刑は15回にとどまった。 アチェ州はイスラム圏のインドネシアでも唯一、シャリア(イスラム法)が施行されている地域で、不倫の他にも賭博や飲酒、同性愛行為などの罪を対象にむち打ち刑が認められている。 女性、男性ともに既婚者で、2018年、ヤシ農園にいるところを地元住民に見つかった。東アチェ(East Aceh)県の検察当局によると、女性は取り調べに対し婚外交渉を認めたため、より重い刑が言い渡された。 それに対し、当時、同県水産当局のトップだった男性は不貞行為を全面的に否定したため、有罪の言い渡しは