ベルギー・ニベルの裁判所に出廷したジュヌビエーブ・レルミット被告(右、肩書は当時、2008年12月8日撮影)。(c)YVES HERMAN / POOL / AFP 【3月3日 AFP】ベルギーで2007年に実子5人を殺害したジュヌビエーブ・レルミット(Genevieve Lhermitte)受刑者が、事件から16年を迎えた2月28日、自らの希望で安楽死した。弁護人が3日、AFPに現地メディアの報道内容を認めた。レルミット受刑者は2008年に終身刑を言い渡され、2019年に精神科病院へ移された。 レルミット受刑者は2007年2月28日、中部ニベル(Nivelles)の自宅でパートナーの留守中、3~14歳の息子1人と娘4人の喉を包丁で切り裂き殺害。包丁で自殺を図ったが失敗し、救急に通報した。 ベルギーの法律では、肉体的な苦痛だけでなく精神的な苦痛についても、治癒不可能で「耐え難い」と判断され
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