大人になると好き嫌いがなくなって何でも食べられるようになると聞きますが、そんなことはありません。いくら年老いても苦手なものは苦手なのです。 私にとってその代表格となるのが「もつ鍋」なのです。好きな人はめちょんこ好きだと思います。「毎日もつ鍋でもいい!」「もつ鍋があったら他には何もいらない!」「もつ鍋と結婚したい!」「オレの墓にはもつ鍋を供えてくれ!」「もつ鍋は世界一ィィイ!」と賛美の声が多く寄せられていることも承知しています。しかし、みんなちがってみんなかわいいのぐわぐわ団です。もつ鍋が苦手ということもご理解頂きたい。 ミノのキュッキュッした食感が苦手ですし、ハチノスみたいな部位はまずビジュアルが苦手です。お肉は好きなのですが、内臓系が苦手なのです。子どもの頃は眼病によく効くということで、近視を治そうとしてか、母親が牛レバーを料理して出してくれたのですが、まぁびっくりするぐらいに受け付けず